特許
J-GLOBAL ID:200903029243054986
H形鋼フランジのエッジ検出方法及びH形鋼フランジの温度計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049333
公開番号(公開出願番号):特開平10-246609
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 サイドガイドと放射温度計とを共存させ得る技術を提供する。【解決手段】 H形鋼フランジの温度計測装置1は、ウェブ2を水平にした状態でH形鋼3を水平搬送するテーブルロール4と、標準サイズのH形鋼のウェブ2の高さを越えない高さでH形鋼の横方向の振れを防止するサイドガイド5,5と、一方のフランジ6の一端6aを越えて他方のフランジ7をも視野に入れる位置に配置した走査型放射温度計8と、得られた温度情報を一方のフランジのものと他方のフランジのものとに区別する識別手段9と、表示部10とからなる。【効果】 放射温度計の配置位置が自由になる。すなわち、サイドガイドと放射温度計とを共存させることができ、サイドガイドでH形鋼の蛇行を押えつつ、フランジの温度を計測することができる。
請求項(抜粋):
H形鋼の一方のフランジの温度をフランジの幅方向に走査する放射温度計で計測するに際し、放射温度計が一方のフランジの一端を越えて他方のフランジをも視野に入れる位置に配置されているときのH形鋼フランジのエッジ検出方法であって、一方のフランジの他端近傍の複数個の温度情報並びにそれに対応した走査角度情報に基づいて、温度偏差が極大の点をフランジの他端点E1と特定するステップと、放射温度計の光軸と前記点E1とのなす角度を走査角θ1とし、放射温度計から前記他端点E1までの垂直又は水平距離Hと、前記走査角θ1とから、放射温度計から一方のフランジまでの距離Lを演算するステップと、仕上り品のフランジ幅W情報と前記距離L情報とから、点E1からフランジの一端近傍までの走査角θ2を演算するステップと、この走査角θ2情報に基づいて、温度情報群からフランジの一端近傍の温度情報を抽出し、これらの温度情報の中に温度の極小点を見出し、その点の位置をフランジの一端部E2と特定するステップと、からなることを特徴としたH形鋼フランジのエッジ検出方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01B 11/00 A
, G01J 5/10 C
前のページに戻る