特許
J-GLOBAL ID:200903029246575332
膜電極接合体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-008520
公開番号(公開出願番号):特開2003-217612
出願日: 2002年01月17日
公開日(公表日): 2003年07月31日
要約:
【要約】【課題】 膜電極接合体中の導電パスの電気抵抗を下げる。【解決手段】 高分子膜1とガス拡散電極2aおよびガス拡散電極2bとの間には、インク状のカーボン粒子8の溶液が塗布されている。熱圧着によってこれらを接合する際に、垂直方向および水平方向に順に電圧が印加される。これによって、各カーボン粒子8には分極が生じて互いに付着し合い、垂直方向および水平方向に鎖状に連結したネットワークが得られる。分極に応じてカーボン粒子8が移動する際には、熱圧着による高分子膜1の軟化によって、移動を妨げる抵抗は減少している。このようにして形成された鎖は、十分な分岐経路を有しており、高分子膜1の表面近傍において十分に枝を広げる。カーボン粒子8のこの鎖が、燃料電池の使用時には、電気抵抗の低い導電パスとして機能する。従って、燃料電池の性能が向上する。
請求項(抜粋):
触媒を担持しており、発電時には導電性を呈する担体と、前記担体に接触しており、プロトン導電性を有する電解質膜とに対して向きの異なる電界を順次印加することによって、前記担体に異なる向きの分極を順次生じさせる電界印加ステップを有する、燃料電池に用いられる膜電極接合体の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02
, H01M 8/10 ZAB
FI (2件):
H01M 8/02 E
, H01M 8/10 ZAB
Fターム (9件):
5H026AA06
, 5H026BB01
, 5H026BB02
, 5H026BB04
, 5H026CX05
, 5H026EE05
, 5H026EE19
, 5H026HH08
, 5H026HH09
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