特許
J-GLOBAL ID:200903029248264946

光ネットワークシステムおよびその分散補償制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251385
公開番号(公開出願番号):特開2003-060577
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年02月28日
要約:
【要約】【課題】 光クロスコネクトを介してメッシュ状に接続した光ファイバ伝送路の障害等により光パスの再設定を可能とするWDMメッシュネットワークにおいて光パス中に存在する光フィルタの波長分散に起因する伝送特性劣化を改善する。【解決手段】 複数の光クロスコネクトのすべての光フィルタの入力波長に対する波長分散値を示す波長分散特性テーブルと、光パス中に存在する光フィルタを認識する手段とを有し、波長分散特性テーブルを参照して光パス中に存在する光フィルタの波長分散値を求め、それを相殺する分散補償量を算出する光フィルタ監視装置と、光受信器の前段で所定の波長分散値の設定が可能な可変分散補償器と、分散補償量に応じた波長分散を可変分散補償器に設定し、光パスの再設定により光パス中に存在する光フィルタが変化したときにその光フィルタによる波長分散を自動的に補償する分散補償量制御装置とを備える。
請求項(抜粋):
対向する波長多重光送信器および波長多重光受信器が光ファイバ伝送路および複数の光クロスコネクトを介してメッシュ状に接続され、前記光クロスコネクトが波長に応じた光パスを設定する光フィルタを備えた構成であり、設定経路中の光ファイバ伝送路に障害が発生したときに、光パス(波長)の再設定により障害箇所を回避する経路に切り替える光ネットワークシステムにおいて、前記複数の光クロスコネクトのすべての光フィルタの入力波長に対する波長分散値を示す波長分散特性テーブルと、前記光パス中に存在する光フィルタを認識する手段とを有し、前記波長分散特性テーブルを参照して前記光パス中に存在する光フィルタの波長分散値を求め、それを相殺する分散補償量を算出する光フィルタ監視装置と、前記波長多重光受信器の各波長対応の光受信器の前段に挿入され、所定の波長分散値の設定が可能な可変分散補償器と、前記光フィルタ監視装置で算出された分散補償量に応じた波長分散を前記可変分散補償器に設定し、前記光パスの再設定により光パス中に存在する光フィルタが変化したときにその光フィルタによる波長分散を自動的に補償する分散補償量制御装置とを備えたことを特徴とする光ネットワークシステム。
IPC (3件):
H04B 10/02 ,  G02B 6/10 ,  H04B 10/18
FI (2件):
G02B 6/10 C ,  H04B 9/00 M
Fターム (11件):
2H050AB05X ,  2H050AC84 ,  2H050AD00 ,  5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002BA02 ,  5K002CA01 ,  5K002DA02 ,  5K002DA09 ,  5K002EA03 ,  5K002FA01

前のページに戻る