特許
J-GLOBAL ID:200903029249895176

符号化音声信号品質評価方法及びこれに用いるデータベース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156905
公開番号(公開出願番号):特開平11-003097
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 周波数帯に拘らず、符号化音声信号の主観評価値を推定可能とする。【解決手段】 第1帯域(0〜4kHz)、第2帯域(4〜8kHz)について、原信号をLPC分析し、その結果により白色雑音のスペクトル包絡を原信号に近似させて、模擬符号化歪を作り、更に符号化信号を模疑したモデル信号を作り、そのLPC分析次数P=0,1,4,8ごとに各モデル信号のSNRとケプストラム距離CDと主観評価値とをデータベースとしておき、評価されるべき信号Aとその原信号を第1、第2帯域にわけ、原信号のLPC分析を利用して、同様に各種の模疑符号化歪を作り、この中で信号Aの符号化歪と最も類似するものを探し、その作成時の分析次数Pと同一次数のデータベースのデータと、信号AのSNR又はCDを用いて主観評価値を推定する。
請求項(抜粋):
第1周波数帯域と、その第1周波数帯域及びその高域側に隣接する第2周波数帯域とについて、符号化音声信号を模疑したモデル信号のスペクトル包絡の特徴量をパラメータとして、そのモデル信号の符号化歪を表わす物理量とそのモデル信号の主観評価値との関係を示す評価値-物理量関係データが蓄積されたデータベースを用い、評価されるべき符号化音声信号の周波数帯域と等しい周波数帯域における評価値-物理量関係データ中から、上記評価されるべき符号化音声信号のスペクトル包絡の特徴量が似ているものを上記データベースから選択する関係データ選択工程と、上記評価されるべき符号化音声信号の原信号に対す歪を表わす物理量を求める物理量検出工程と、上記選択した評価値-物理量関係データから上記求めた物理量と対応する主観評価値を求める評価値推定工程と、を有する符号化音声信号品質評価方法。
IPC (3件):
G10L 9/00 ,  G10L 7/04 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10L 9/00 A ,  G10L 7/04 A ,  H03M 7/30 B

前のページに戻る