特許
J-GLOBAL ID:200903029259663583

輸送液体吸込み装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298107
公開番号(公開出願番号):特開平10-119879
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 輸送液体吸込み装置において、1本のサクションパイプによりメインサクションおよびストリッピングに対応可能とし、液体槽内の据付け工事の危険度を軽減し、工数、労力、物量および設備重量を削減する。【解決手段】 輸送液体吸込み装置において、サクションパイプ6にコイルピン付きヒンジ9により枢支されたベルマウス7の分割体7a、7bが、メインサクション時にはリング状フロート8によりコイルピン付きヒンジ9のばね力に抗して上方へ回動してサクションパイプ6の開口から後退し、ストリッピング時には、コイルピン付きヒンジのばね力により下方へ回動し、ストリッピング時の吸込みに適した位置まで吸込み口を低下させる。各分割体7a、7bのサクションパイプ6の上記先端開口の周縁部との接触部および上記各分割体相互の接触部にはそれぞれパッキング材が配設されている。
請求項(抜粋):
液体のメインサクション態様の吸込みに支障のない液中高さの位置に先端開口を有するサクションパイプと、同サクションパイプに対して相対移動可能に支持され同サクションパイプの上記先端開口に接離可能に接続した際には実質的に液体吸込み口を上記サクションパイプの上記先端開口から液体のストリッピング態様の吸込みに適した位置まで低下させるベルマウスと、同ベルマウスの支持手段であって同ベルマウスが上記サクションパイプの上記先端開口から後退した第1の位置と上記ベルマウスが上記サクションパイプの上記先端開口に接続して実質的に液体吸込み口を上記サクションパイプの先端開口よりも下方のストリッピング態様の液体の吸込みに適した位置まで低下させる第2の位置との間で移動可能に上記ベルマウスを上記サクションパイプに対して支持し、しかも常時上記ベルマウスを上記第2の位置へ復帰するように同ベルマウスに復帰力を作用させるベルマウス支持手段と、上記液体の液位が上記メインサクション態様の液体の吸込みが可能な液位の間は浮力の作用を受けて上記ベルマウスを上記ベルマウス支持手段の復帰力に抗して上記第1の位置へ後退させ、上記液体の液位が上記メインサクション態様の液体の吸込みが可能な液位未満である間は液位に応じて上記ベルマウスの上記第2の位置への復帰移動を許容する浮力応動ベルマウス作動手段とを備えたことを特徴とする、輸送液体吸込み装置。
IPC (2件):
B63B 27/24 ,  B67D 5/06
FI (2件):
B63B 27/24 F ,  B67D 5/06 Z

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