特許
J-GLOBAL ID:200903029263896584

駆動車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-271533
公開番号(公開出願番号):特開2007-085372
出願日: 2005年09月20日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 軽量・コンパクト化と共に、分解・組立時の作業性を向上させた駆動車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 加締部13によって内輪5が固定されたセルフリテイン構造の駆動車輪用軸受装置において、ハブ輪1の内周にインナー側に向って漸次小径となるテーパ状のクラッチ面19が形成され、このクラッチ面19と軸部17の外周面との間に形成される環状の楔形空間21にリニアクラッチ22が収容されると共に、内輪5と肩部16との間に、外径に周方向に沿ったスリットが形成され、全体として有端リング状に形成された弾性部材27が弾性装着され、加締部13と肩部16との間に軸方向すきまが形成された状態で、ハブ輪1と外側継手部材14が軸方向に分離可能に位置決め固定されている。これにより、各部位の寸法精度を厳しく規制せずとも確実に結合することができると共に、組立作業が簡素化できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複列の転がり軸受と等速自在継手が分離可能にユニット化された駆動車輪用軸受装置であって、 前記複列の転がり軸受が、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、 前記両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、 前記小径段部の端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部によって前記内輪が軸方向に固定されると共に、 前記等速自在継手が、カップ状のマウス部と、このマウス部の底部をなす肩部と、この肩部から軸方向に延び、前記ハブ輪にセレーションを介してトルク伝達可能に内嵌される軸部とを一体に有する外側継手部材を備え、この外側継手部材が、前記ハブ輪に対して軸方向に分離可能に結合された駆動車輪用軸受装置において、 前記ハブ輪の内周にインナー側に向って漸次小径となるテーパ状のクラッチ面が形成され、このクラッチ面と前記軸部の外周面との間に形成される環状の楔形空間にリニアクラッチが収容され、このリニアクラッチによって、前記加締部と肩部との間に軸方向すきまが形成された状態で、前記ハブ輪と外側継手部材が軸方向に分離可能に位置決め固定されていることを特徴とする駆動車輪用軸受装置。
IPC (5件):
F16C 33/60 ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20 ,  B60B 35/14 ,  B60B 35/18
FI (5件):
F16C33/60 ,  F16C19/18 ,  F16D3/20 Z ,  B60B35/14 U ,  B60B35/18 A
Fターム (10件):
3J101AA03 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101GA03 ,  3J101GA13
引用特許:
出願人引用 (1件)

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