特許
J-GLOBAL ID:200903029264926720

流体作動式摩擦要素の締結制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-031433
公開番号(公開出願番号):特開平7-239025
出願日: 1994年03月01日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップクラッチに対する制御とは無関係である車両の運転状態等の変化によるスリップ回転数の変化に左右されることなく、常時最適タイミングでオープン制御およびフィードバック制御の切り換える技術を提供する。【構成】 ロックアップクラッチ13cの制御のためコントローラ21を設け、コントローラ21には、エンジン出力トルクT1、変速機入力軸トルクT2、エンジン回転数N1、トルクコンバータ出力回転数N2、車速Vsp、スロットル開度Tvoを表わす信号を対応するセンサから夫々入力する。コントローラ21は、上記各信号に基づき所定の制御プログラムを実行することにより、ロックアップクラッチ13cに対しオープン制御(例えばプリチャージ制御)およびフィードバック制御(例えばPID制御)を選択的に切り換えながら実施する。
請求項(抜粋):
エンジンからの駆動力を伝達する流体伝動装置と、該流体伝動装置に対し並列に設置され該流体伝動装置のスリップ動作を制限し得る流体作動式摩擦要素とを具える自動変速機において、前記流体伝動装置および流体作動式摩擦要素への入力回転数を検出する入力回転数検出手段と、前記流体作動式摩擦要素のスリップ回転数を検出するスリップ回転数検出手段と、前記スリップ回転数を制御し得るスリップ回転数制御手段と、該スリップ回転数制御手段に対する制御指令値を演算する制御指令値演算手段と、前記流体作動式摩擦要素の締結トルクを検出または推定する締結トルク検出手段と、前記流体伝動装置および流体作動式摩擦要素への入力トルクを検出または推定する入力トルク検出手段と、前記流体伝動装置のスリップ動作に応じて発生するスリップトルクを検出または推定するスリップトルク検出手段とを有する自動変速機制御装置を具えるとともに、前記流体作動式摩擦要素の締結時に、前記流体伝動装置および流体作動式摩擦要素への入力トルクと、前記スリップトルクと、エンジン回転数と、前記流体伝動装置の出力回転数とにより構築した力学モデルに基づき前記流体作動式摩擦要素の分担トルクを推定し、該分担トルクを所定値と比較することにより少なくとも2種類の制御ロジックを切り換えるよう制御する制御手段を具えて成ることを特徴とする、流体作動式摩擦要素の締結制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (2件)

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