特許
J-GLOBAL ID:200903029268369035

視覚障害者の使用可能な自動取引装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024859
公開番号(公開出願番号):特開平5-225420
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 最終印字行が印字された頁を確認して、その頁を開いて通帳を装置に挿入することが不可能な視覚障害者も、晴眼者と区別することなく自身の操作により自動取引装置で通帳を用いた取引を可能とする。【構成】 操作を行う顧客に対してのみ音声による取引操作の誘導を行うハンドセットを備えた自動取引装置において、前記ハンドセットの使用開始を検出する検出手段と、顧客によって装置内に挿入された通帳の磁気ストライプ部より読み取った最終の印字行数データあるいは最終印字頁データを記憶しておく記憶手段とを設けると共に、前記検出手段によりハンドセットの使用開始を検出すると、前記通帳から磁気データを読み取って記憶手段に記憶させた後、前記印字行数読み取り手段あるいは頁マーク読み取り手段により挿入された通帳の開かれた頁マークあるいは印字行数を実際に読み取り、前記記憶手段に記憶しておいた磁気ストライプ部のデータとを比較してこれら両データが一致するまで改頁手段により中紙の改頁処理を行うように制御する主制御部とを設けたものである。
請求項(抜粋):
磁気ストライプ部を有する表紙と複数枚の中紙を綴じ合わせて冊子状とした通帳を開いた状態で通帳挿入/排出口より挿入することで該通帳の磁気ストライプ部を読み取る磁気ストライプ読み取り手段と、この通帳の開かれた頁の印字行数を読み取る印字行数読み取り手段と、この通帳の開かれた頁の頁マークを読み取る頁マーク読み取り手段と、この通帳の開かれた頁に取引内容を印字する印字手段と、そしてこの通帳の中紙をめくって頁を改める改頁手段とを備えた通帳取扱装置を具備すると共に、操作を行う顧客に対してのみ音声による取引操作の誘導を行うハンドセットを備えた自動取引装置において、前記ハンドセットの使用開始を検出する検出手段と、前記磁気ストライプ部より読み取った最終の印字行数データあるいは最終印字頁データを記憶しておく記憶手段とを設けると共に、前記検出手段によりハンドセットの使用開始を検出すると、前記通帳挿入/排出口より挿入された通帳の磁気ストライプ部より頁マークあるいは印字行数のデータを読み取って記憶手段に記憶させた後、前記印字行数読み取り手段あるいは頁マーク読み取り手段によって挿入された通帳の開かれた頁マークあるいは印字行数を実際に読み取って、前記磁気ストライプ部から読み取って記憶手段に記憶しておいたデータとを比較し、これら両データが一致するまで前記改頁手段により中紙の改頁処理を行うように制御する主制御部とを設けたことを特徴とする視覚障害者の使用可能な自動取引装置。
IPC (5件):
G07D 9/00 436 ,  B41J 13/26 ,  G06F 15/30 ,  G06F 15/30 320 ,  G06K 17/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-063032
  • 特開平3-017857
  • 特開平2-108902
全件表示

前のページに戻る