特許
J-GLOBAL ID:200903029276100738

通気性鋳型の鋳造方案の作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319458
公開番号(公開出願番号):特開平6-122068
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 鋳型を物理的に用いることなく、溶湯の鋳型キャビティへの流動を正確に予測し、最適な通気性鋳型の鋳造方案を作成する方法を提供する。【構成】 鋳物砂と粘着剤からなる減圧鋳造用通気性鋳型の鋳造方案を作成する方法において、鋳型および鋳型キャビティを複数の要素に分割し、必要な条件値をコンピューターに入力し、鋳型キャビティが溶湯で充満するまで、所定の時間間隔ごとに、溶湯の自由表面移動と鋳型におけるガスの通過速度を繰り返し計算して、溶湯の流入とガスの流出の経過を同時に追跡し、溶湯内に封入されているガス領域の全体積が実質的にゼロになるまで、上記計算を繰り返す。
請求項(抜粋):
鋳物砂と粘着剤からなる減圧鋳造用通気性鋳型の鋳造方案を作成する方法において、(1)前記鋳型および鋳型キャビティを複数の要素に分割し、(2)前記各要素に圧力、溶湯の流入速度、前記鋳型の形状特性値、前記鋳型の物性値、前記鋳型の湯道形状特性値、減圧度、境界面方向、及び溶湯とガスに関係する特性値からなる条件値をコンピューターに入力し、(3)前記鋳型キャビティが前記溶湯で充満するまで、前記条件値を用いて、所定の時間間隔ごとに、溶湯の自由表面移動と鋳型におけるガスの通過速度を繰り返し計算して、溶湯の流入とガスの流出の経過を同時に追跡し、(4)前記溶湯で充満された前記鋳型キャビティに、前記溶湯内に封入されて、かつ前記鋳型に接触しないガス領域の全体積を計算し、(5)前記ガス領域の全体積が実質的にゼロになっていない場合には、前記条件値の少なくとも一つ以上の特定条件値を適当な方法で変化させて、前記ガス領域の全体積が実質的にゼロになるまで、上記計算を繰り返すことを特徴とする通気性鋳型の鋳造方案の作成方法。
IPC (4件):
B22D 46/00 ,  B22D 18/08 ,  B22D 23/00 ,  G06F 15/60 450

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