特許
J-GLOBAL ID:200903029287852952

核磁気共鳴装置及びこれを用いた液体成分検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038093
公開番号(公開出願番号):特開2000-235010
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 恒温室内の温度変化を、磁場の変化が10-4%程度の極小値以下に保持できるように抑え得るNMR装置を提供する。また、NMRを利用した食品検査システムにおいて、NMRによる食品検査を自動的に行ない得るようにして、高精度でかつ高能率で以て食品検査を行なう装置を提供する。【解決手段】核磁気共鳴装置(NMR装置)において、永久磁石及び電磁コイルが設置された恒温室内に、前記永久磁石に接近させて熱交換器を設置するとともに、一定温度に制御された恒温液体を発生する恒温液体発生装置を設け、該恒温液体発生装置と前記熱交換器とを配管で接続して両者の間に、前記恒温液体を循環させ、恒温室内を一定温度に保持する。また、前記NMR装置により試料液の成分を測定する食品検査装置において、前記NMR装置からの核磁気共鳴による検出信号を周波数スペクトルに変換し、これのピーク周波数を検出し、該ピーク周波数が基準周波数と同一になるような電流補正値を求め、該電流補正値により前記磁石の磁場強度を補正する補正磁場を発生させ、磁場強度変化を抑制する。
請求項(抜粋):
恒温槽内に形成された恒温室内に設置された永久磁石による静磁場の中に電磁コイルによって電磁波を印加して核磁気共鳴現象を発生させる核磁気共鳴装置において、前記恒温室内に、少なくとも前記永久磁石に接近又は接触させて熱交換器を設置するとともに、一定温度に制御された恒温液体を発生する恒温液体発生装置を設け、該恒温液体発生装置と前記熱交換器とを配管で接続して両者の間に前記恒温液体を循環させるようにしたことを特徴とする核磁気共鳴装置。
IPC (2件):
G01N 24/08 ,  G01R 33/389
FI (2件):
G01N 24/08 510 P ,  G01N 24/06 530 R

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