特許
J-GLOBAL ID:200903029291539223
光ディスク基盤用成形型
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-008966
公開番号(公開出願番号):特開平9-193163
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 スタンパの金型への着脱が容易で、且つ中心孔径が小さなスタンパを装着する場合にも離型用吐出空気の通路形成スペースを有利に確保出来ると共に、スタンパ中心孔と金型との嵌合部間への樹脂材料の侵入によるバリ発生も防止される、改良された構造の光ディスク基盤用成形型を提供すること。【解決手段】 スタンパ34の内周縁部を押さえるつば部60を有し、スタンパ34の中心孔に挿通嵌合される第一の環状体36と、該第一の環状体36に外挿されて取外し可能に固着され、スタンパ34の裏面側を支持せしめる第二の環状体38とによって、スタンパ34の内周縁部を保持せしめるスタンパ押え部材32を構成し、該スタンパ押え部材32を、金型の収容凹所30に収容セットして第一の空気通路68を通じて及ぼされる負圧力で吸着固定すると共に、第二の空気通路74を通じて及ぼされる圧縮空気を、第一の環状体36と収容凹所30内面との間を通じて、キャビティ形成面に吐出させるようにした。
請求項(抜粋):
互いに型合わせされてディスク成形キャビティを形成する一対の金型の少なくとも一方の金型におけるキャビティ形成面の内周部分に環状のスタンパ押え部材を着脱可能に設けて、該スタンパ押え部材により、該キャビティ形成面にセットされる円環板状のスタンパの内周縁部を保持せしめるようにした光ディスク基盤用成形型において、前記スタンパ押え部材を、(イ)前記スタンパの中心孔に挿通されて嵌合せしめられると共に、軸方向一方の端部から径方向外方に延び出して前記スタンパの表面側の内周縁部を押さえるつば部が設けられた第一の環状体と、(ロ)前記スタンパの中心孔に挿通された該第一の環状体における該スタンパの裏面側への突出部分に外挿されて取外し可能に固着されることにより、該スタンパの裏面側を支持せしめる第二の環状体とから構成する一方、前記金型におけるキャビティ形成面の内周部分に環状の収容凹所を設けて、該収容凹所に前記スタンパ押え部材を配設すると共に、該収容凹所の内面にそれぞれ開口する第一の空気通路と第二の空気通路を形成し、該第一の空気通路を通じて及ぼされる負圧空気によって該スタンパ押え部材を吸着固定せしめると共に、該第二の空気通路を通じて及ぼされる圧縮空気を、前記第一の環状体と前記収容凹所内面の間を通じて、前記キャビティ形成面に吐出させるようにしたことを特徴とする光ディスク基盤用成形型。
IPC (4件):
B29C 33/30
, B29C 45/36
, G11B 7/26 511
, B29L 17:00
FI (3件):
B29C 33/30
, B29C 45/36
, G11B 7/26 511
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