特許
J-GLOBAL ID:200903029295035734

物質の密度によらない流れ較正係数を有するコリオリ流量計を動作させる方法及びコリオリ流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-567909
公開番号(公開出願番号):特表2002-523765
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】物質の流れが流管におけるコリオリ撓みと流管に対して振動するように連結されたバランスバーにおけるコリオリ状撓みとを生起させる流れ感度が高くされた単管式コリオリ流量計である。コリオリ撓み及びコリオリ状撓みはともに物質の流れによって決定される位相差を有し、物質の流れの情報を取り出すために相補的に用いられる。流量計は、1)流管とバランスバーとの駆動モードの振動の振幅比を制御しながら第1の方向での流れ感度を変化させること、2)流管のコリオリ撓みの振幅とバランスバーのコリオリ状撓みの振幅との比を制御しながら逆の方向での流れ感度を変化させること、によって物質の密度の変化する範囲にわたって一定な流れ感度を有する。コリオリ撓みとコリオリ状撓みとの振幅比は物質の密度の変化によって生ずることになるバランスバーの密度に対する駆動モードの振動数及び第2の曲げモードの振動数の間隔の大きさの変化に応じて変わる。
請求項(抜粋):
流管(2501)と、該流管に実質的に平行に向いたバランスバー(2503)とを有するコリオリ流量計を動作させる方法において、 上記流管を通して物質を流すことと、 物質が流れる上記流管と上記バランスバーとの共振振動数に実質的に等しく、流れる物質の密度に依存し該流れる物質の密度の変化とは反比例して変化する駆動モードの振動数で上記流管及びバランスバーを振動させることと、 上記物質の流れに応じて上記振動する流管に周期的なコリオリ撓みを生起させることと、 上記流管のコリオリ撓みに応じた上記駆動振動数で上記バランスバーにコリオリ状撓みを生起させることと、の各ステップを含み、 上記コリオリ状撓みが上記バランスバーにおけるコリオリ状撓みの振幅を増大させるのに十分に上記流管のコリオリ撓みの振動数に近い共振振動数を有する上記バランスバーに生起する振動モードをなし、 上記流量計がその実質的に一定の流れ感度を維持するように流れる物質の密度の変化に応答し、 上記流管のコリオリ撓み及び上記バランスバーのコリオリ状撓みを表す信号(2421,2422)を生成することと、 該信号の生成に応じて上記物質の流れに関する情報(2420)を取り出すことと、の各ステップをさらに含むようにしたことを特徴とするコリオリ流量計を動作させる方法。
Fターム (1件):
2F035JA02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • コリオリ流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-321596   出願人:株式会社オーバル
  • 質量流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-049371   出願人:富士電機株式会社
  • コリオリ式質量流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-289338   出願人:株式会社オーバル
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