特許
J-GLOBAL ID:200903029300686340

アルミニウム合金缶蓋用圧延板および缶蓋加工用非円形ブランク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-004761
公開番号(公開出願番号):特開2003-201534
出願日: 2002年01月11日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 Al合金缶蓋用圧延板およびそれを用いた缶蓋加工用非円形ブランクとして、缶蓋の巻締め不良の発生を確実かつ安定して防止し得るものを提供する。【解決手段】 圧延集合組織のβファイバーに属するCu方位、S方位、Brass方位の各方位密度の和Saと、圧延で残存した再結晶集合組織における垂直方向廻りに回転した方位の傾角15°以内のCube方位の方位密度の和Sbとが、2<Sa/Sb<15の関係を満たし、かつ圧延で残存した再結晶集合組織におけるCube方位からGoss方位まで回転したCube方位の方位密度の和Scと前記Sbとが2.7<Sc/Sb<10の関係を満たす缶蓋用圧延板。さらに、圧延方向に対し0°、45°、90°の方向の径をL0、L45、L90とし、これらが0.99<L45/L90<1の条件および0.99<L0/L90≦1の条件を満たすように円形に近い非円形とされている缶蓋用ブランク。
請求項(抜粋):
板面から板厚方向の1/4の位置における圧延集合組織のβファイバーに属するCu方位、S方位およびBrass方位の各方位密度の和Saと、圧延で残存した再結晶集合組織における板面に対し垂直方向廻りに回転した方位の傾角15°以内のCube方位の方位密度の和Sbとが、次の(1)式2<Sa/Sb<15 ・・・(1)を満たし、かつ圧延で残存した再結晶集合組織におけるCube方位からGoss方位まで圧延方向廻りに回転したCube方位の方位密度の和Scと前記Sbとが次の(2)式Sc/Sb<10 ・・・(2)を満たすことを特徴とする、缶蓋加工用非円形ブランク向けのアルミニウム合金缶蓋用圧延板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  B21D 51/44
FI (2件):
C22C 21/06 ,  B21D 51/44 P

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