特許
J-GLOBAL ID:200903029304759996

分散電源の単独運転検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266673
公開番号(公開出願番号):特開平8-130830
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 インバータの単独運転を検出する新たな能動方式を提供する。【構成】 高周波絶縁タイプの小容量インバータ13を具備した太陽光発電システムにおいて、系統電圧Vs と同期した位相基準信号S1 を生成するPLL回路26と、PLL回路26の出力に基づいて、全波整流波形の振幅を一定間隔で所定サイクル分だけ増減させた基準波形信号S2 を生成する基準波形発生回路27と、インバータ13の出力電力を決定する出力電力指令発生回路28と、基準波形発生回路27と出力電力指令発生回路28の両出力を乗算して出力電流指令信号S3 を生成する乗算回路29と、乗算回路29の出力を全波整流された高周波インバータ13の出力電流に加算する加算回路31と、加算回路31の出力に基づいて出力電流制御信号S4 を高周波インバータ13に出力する出力電流制御回路32と、出力電流制御信号S4 に基づく有効電力変動が系統解列により現出する系統電圧Vs の変動を検出する単独運転検出回路33とを具備する。
請求項(抜粋):
直流電源及び高周波インバータを高周波絶縁トランスを介して整流器及び低周波インバータに結合させた小容量の分散電源を電力系統と連系させ、系統解列によるインバータの単独運転を、有効電力変動に基づく外乱発生により現出する系統電圧の変動から検出する能動方式による分散電源の単独運転検出装置であって、系統電圧と同期した位相基準信号を生成するPLL回路と、そのPLL回路の出力に基づいて、全波整流波形の振幅を一定間隔で所定サイクル分だけ増減させた基準波形信号を生成する基準波形発生回路と、前記インバータの出力電力を決定する出力電力指令発生回路と、前記基準波形発生回路と出力電力指令発生回路の両出力を乗算して出力電流指令信号を生成する乗算回路と、その乗算回路の出力を前記整流器により全波整流された高周波インバータの出力電流に加算する加算回路と、その加算回路の出力に基づいて出力電流制御信号を高周波インバータに出力する出力電流制御回路と、前記出力電流制御信号に基づく有効電力変動が系統解列により現出する系統電圧の変動を検出する単独運転検出回路とを具備したことを特徴とする分散電源の単独運転検出装置。
IPC (6件):
H02J 3/38 ,  G01R 19/165 ,  G05F 1/00 ,  H01L 31/04 ,  H02J 3/06 ,  H02M 7/48

前のページに戻る