特許
J-GLOBAL ID:200903029305003950

合成樹脂製管状体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173394
公開番号(公開出願番号):特開平10-016064
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 半割り体どうしを型内で衝合させて溶融樹脂を内部通路に充填し両者を接合するに際して、溶融樹脂の温度低下を抑制するとともに溶融樹脂をスムースに流すことができる内部通路を備えた合成樹脂製管状体を提供する。【解決手段】 合成樹脂製管状体Wが、その管の長手方向途中部および入口管部Wiの管端部近傍が上下方向に分割される一方、出口管部Woの管端部近傍では左右方向に分割されており、管状体の長手方向途中部及び入口管部の管端近傍では、両半割り体どうしの衝合により略コ字状の断面が組み合わされて閉断面状の第1内部通路WP1が形成される一方、出口管部の管端近傍では、両半割り体どうしの衝合により略L字状の断面が組み合わされて閉断面状の第2内部通路WP1が形成され、これら両内部通路は、その接続部分において緩やかに断面が変化し、全体として閉ループ状の通路を形成していることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一対の合成樹脂製の半割り体どうしを衝合させるとともに、この衝合部の周縁に沿って形成された内部通路内に所定の型内にて溶融樹脂を充填することにより、上記半割り体どうしを接合させて得られる合成樹脂製管状体であって、上記管状体は、その管の長手方向における途中部およびいずれか一方の管端部近傍が上記型の開閉方向に分割される一方、いずれか他方の管端部近傍では上記開閉方向に対して略垂直な方向に分割された一対の半割り体を組み合わせて構成され、上記長手方向における途中部および上記いずれか一方の管端部近傍では、各半割り体の周縁の壁部が上記開閉方向に開口する略コ字状の断面を有するとともに、両半割り体が互いに衝合させられることによって閉断面状の第1内部通路を形成し、上記いずれか他方の管端部近傍では、各半割り体の周縁の壁部が略L字状の断面を有するとともに、両半割り体が互いに衝合させられることによって閉断面状の第2内部通路を形成しており、上記第1および第2の両内部通路は、その接続部分において緩やかに断面が変化し、全体として閉ループ状の通路を形成していることを特徴とする合成樹脂製管状体。
IPC (5件):
B29C 65/70 ,  B29C 45/14 ,  F16L 11/08 ,  B29L 23:00 ,  B29L 31:24
FI (3件):
B29C 65/70 ,  B29C 45/14 ,  F16L 11/08 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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