特許
J-GLOBAL ID:200903029312085961

コンパクト容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 克彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286080
公開番号(公開出願番号):特開平8-117018
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 フックを解除すると自動的に所望の角度に開蓋し、且つ蓋体を任意の位置に開いて停止できる信頼性あるフリーストップ機能をもたせる。【構成】 蝶番片4を有する容器本体1と、蝶番脚5が垂設された蓋体2とを有し、これらの前記蝶番部材を蝶番ピン6で蝶着するとともに、これらの前端部にフック部3を設けたコンパクト容器からなり、蝶番脚5の下端にはフックを解除すると蝶番脚5が回動して容器本体1の後端壁8に当接する軸孔9を中心とした円弧状の摺動リブ10が突設されており、前記軸孔9の前半部は後半部より大径孔11に穿設されているとともに、前記軸孔9は蓋体2の閉止時において蝶番片4に貫設された軸孔12に対し容器本体1上面側に変位して前記蝶番ピン6を挿通しており、且つ蝶番ピン6と軸孔9,12の嵌合は蝶番脚5、蝶番片4の何れか一方において緩嵌状態に設定されている。
請求項(抜粋):
後端両側部に蝶番片(4)を有する容器本体(1)と、前記蝶番片(4)に挟まれる蝶番脚(5)が垂設された蓋体(2)とを有し、前記蝶番片(4)、蝶番脚(5)の軸孔(9,12)に蝶番ピン(6)を挿通して蝶番部(7)を形成するとともに、前記容器本体(1)と蓋体(2)との前端部にフック部(3)を設けたコンパクト容器において、前記蝶番脚(5)の下端には前記フック部(3)を解除すると前記蝶番脚(5)が回動して前記容器本体(1)の後端壁(8)に当接する前記軸孔(9)を中心とした円弧状の摺動リブ(10)が突設されており、前記蝶番脚(5)の軸孔(9)は前記蝶番片(4)に向かう入口側部分が奥側部分よりも大径孔(11)とされているとともに、前記蝶番脚(5)の軸孔(9)は前記蓋体(2)の閉止時において前記蝶番片(4)の軸孔(12)に対し前記容器本体(1)の上面側に変位して前記蝶番ピン(6)を撓ませて挿通しており、且つ前記蝶番ピン(6)と前記軸孔(9,12)との嵌合は前記蝶番脚(5)および蝶番片(4)の何れか一方において緩嵌状態に設定されていることを特徴とするコンパクト容器。

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