特許
J-GLOBAL ID:200903029313256492

弾性表面波フィルタ及び多段弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131511
公開番号(公開出願番号):特開平10-261937
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】挿入損失の少ない弾性表面波共振器が実現出来ないと言う課題。【解決手段】弾性表面波共振器は、圧電基板11上に、IDT電極12a、13aとその両側に配置される反射器電極12b,12c等とにより構成されている。その弾性表面波共振器を2個、それぞれの弾性表面波の伝搬方向が互いに平行となる様に近接配置して、音響結合させることにより、伝搬周波数の異なる複数の励起モードを有する弾性表面波フィルタが構成できる。2個のIDT電極12a,13aの内側の第1、第2バスバー電極14,15が互いに電気的に分離されており、それら各バスバー電極14,15上の少なくとも2箇所から引き出されている引出し電極16a,16b等が、互いに電気的に接続されることにより平衡型入出力端子の一方を形成する。その結果、IDT電極の電極抵抗が軽減されて、挿入損失がより一層少なくなる。
請求項(抜粋):
インタディジタルトランスデューサ電極としてのIDT電極の両側に反射器電極を具備した第1及び第2の弾性表面波共振器が、それぞれの弾性表面波の伝搬方向が互いに平行となる位置に近接配置され音響結合された、圧電基板上の弾性表面波フィルターであって、前記第1の弾性表面波共振器の第1のIDT電極に含まれる内側のバスバー電極と、前記第2の弾性表面波共振器の第2のIDT電極に含まれる内側のバスバー電極とが互いに電気的に分離されており、前記第1のIDT電極は平衡型入力端子と接続されており、又、前記第2のIDT電極は平衡型出力端子と接続されており、前記平衡型入力端子の一方の端子は、前記第1のIDT電極の内側のバスバー電極の少なくとも2箇所から直接又は間接的に引出された引き出し電極と電気的に接続されており、又、前記平衡型出力端子の一方の端子は、前記第2のIDT電極の内側のバスバー電極の少なくとも2箇所から直接又は間接的に引出された引き出し電極と電気的に接続されてバランス動作することを特徴とする弾性表面波フィルタ。
IPC (3件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/145 ,  H03H 9/25
FI (3件):
H03H 9/64 Z ,  H03H 9/145 D ,  H03H 9/25 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-142409
  • 弾性表面波フィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-242457   出願人:松下電器産業株式会社

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