特許
J-GLOBAL ID:200903029323726799

酸素濃度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-322343
公開番号(公開出願番号):特開平9-145668
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の排気管内に排気ガス流通孔を形成したカバー体で覆った酸素濃度検出部を突出せしめて高温下で作動させる酸素濃度検出装置において、排気ガス流通孔が排気ガス中のススで目詰まりするのを防止することである。【解決手段】 カバー体5Aを内側から第1、第2、第3のカバー体51,52,53で内外三重に構成し、第3のカバー体53の第3の排気ガス流通孔531は第2のカバー体52の第2の排気ガス流通孔521に対向する位置に、これをラッパ形状に形成するとともに開口端を第2の排気ガス流通孔521よりも大径としてススによる目詰まりを抑え、上記開口端を第2の排気ガス流通孔521まわりに近接せしめて第2のカバー体52と第3のカバー体53の間を実質的に閉塞して第2のカバー体52の排気ガスによる奪熱を抑えて第2の排気ガス流通孔521のススによる目詰まりを抑える。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気管壁に貫通して設けられたハウジングに、酸素濃度検出素子を挿通してその酸素濃度検出部を排気管内に突出せしめ、上記酸素濃度検出部を上記排気ガス流通可能にカバー体で被覆するとともに上記酸素濃度検出部をヒータで加熱して高温下で上記酸素濃度検出部を作動せしめるようになした酸素濃度検出装置において、上記カバー体を内外三重に構成し、最も内側の第1のカバー体に多数の排気ガス流通孔を形成し、上記第1のカバー体の周囲に設けた第2のカバー体に、上記第1のカバー体の排気ガス流通孔と対向しない位置に排気ガス流通孔を形成し、上記第2のカバー体の周囲に設けられた第3のカバー体に、第2のカバー体の排気ガス流通孔に対向して排気ガス流通孔を形成し、該排気ガス流通孔は、上記第2のカバー体の排気ガス流通孔よりも大径となし、かつ上記第3のカバー体の排気ガス流通孔の上記第2のカバー体の排気ガス流通孔側における開口端を上記第2のカバー体の排気ガス流通孔周りに近接して位置せしめることにより、上記第2のカバー体の外周囲と上記第3のカバー体の内周囲との間に空間を形成したことを特徴とする酸素濃度検出装置。

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