特許
J-GLOBAL ID:200903029332304880

画像形成装置とその中間転写体ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 隆秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328862
公開番号(公開出願番号):特開平10-171265
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 駆動時の応力に対するベルト材料の変形が小さく、しかも一次転写部において像担持体との接触圧に追随して変形し、かつ表面に粘着性のない中間転写体ベルトを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】 本発明の画像形成装置は、像担持体1,現像装置3,一次転写器4および中間転写体ベルト6と、中間転写体ベルト6上の未定着トナー像を記録媒体Pに二次転写および定着する熱ロール9とを備えている。中間転写体ベルト6は、ポリイミド樹脂等の樹脂材料および導電剤を構成成分とするヤング率35000kg/cm2 以上の基材と、フッ素系ゴムまたはシリコーンゴム等の弾性材料で構成された中間層と、フッ素系樹脂等の表面エネルギーの小さい材料を構成成分とする表面層との3層構造からなる。各層の厚みは、基材が50μm以上、中間層がトナー平均粒径の3倍以上、表面層が5μm以下であることがそれぞれ好ましい。
請求項(抜粋):
画像情報に応じた静電潜像が形成される像担持体と、像担持体に形成された静電潜像をトナーによりトナー像として可視化する現像装置と、像担持体上に担持されたトナー像を一次転写する一次転写器と、一次転写されたトナー像を担持する中間転写体ベルトと、中間転写体ベルト上の未定着トナー像を記録媒体に二次転写および定着する熱ロールとを備え、上記中間転写体ベルトは、樹脂材料および導電剤を構成成分とするヤング率が35000kg/cm2以上の基材と、弾性材料で構成された中間層と、水の濡れ性で表示した場合の水滴との接触角が90°以上の表面エネルギーの小さい材料を構成成分とする表面層との3層構造のベルト材料からなることを特徴とする画像形成装置。
IPC (2件):
G03G 15/16 ,  G03G 15/01 114
FI (2件):
G03G 15/16 ,  G03G 15/01 114 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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