特許
J-GLOBAL ID:200903029334921259

車両用キーレスエントリー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223132
公開番号(公開出願番号):特開平8-085421
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 マイクロコンピュータのRAMを用いて車両識別コードを記憶するようにし、このRAMによるデータ記憶を用いた場合の製品検査を容易に行えるようにするとともに、盗難防止上の問題が生じないようにする。【構成】 登録操作によりマイクロコンピュータ5のRAM5cに車両識別コードを記憶し、送信機1からの送信データが車両識別コードと一致した時に、モータ駆動部6に制御信号を出力し、ドアロックモータ7を作動させてドアの施錠、解錠を行う。ここで、その登録前においてマイクロコンピュータ5への電源供給開始時に特定コードを初期設定する。この特定コードを用い、ドアを施錠動作させるようにして製品検査が行われる。また、その製品検査はドア開閉検出部9によりドア開状態が検出されているときのみ行われ、他人による特定コードの使用時にはドアの施錠、解錠を行わないようにする。
請求項(抜粋):
車外からの送信データを受信する受信手段と、車載バッテリからの電源供給を受けてデータを記憶保持する記憶手段を有し、前記受信手段にて受信した送信データが前記記憶手段に記憶している車両識別コードである時に、車両ドアの施錠、解錠を行わせる制御信号を出力する制御手段と、この制御手段からの制御信号により前記車両ドアを施錠、解錠するアクチュエータ手段とを備え、前記制御手段は、前記車載バッテリからの電源供給を受けて作動開始するにあたり、前記記憶手段に特定コードを初期設定するものであり、さらに、前記制御手段は、製品検査時を識別する識別手段を備え、前記受信手段にて受信した送信データが前記特定コードであり、前記識別手段にて製品検査時を識別している時には、前記アクチュエータ手段を作動させる制御信号を出力し、前記受信手段にて受信した送信データが前記特定コードであり、前記識別手段にて製品検査時を識別していない時には、少なくとも前記ドアを解錠させる制御信号の発生を禁止するようにしたことを特徴とする車両用キーレスエントリ装置。

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