特許
J-GLOBAL ID:200903029342636741

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154519
公開番号(公開出願番号):特開平10-004520
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 動画観察時にもリアルタイム性を保ちつつ、かつ、量子ノイズによるS/Nの劣化の小さな固体撮像装置を提供する。【解決手段】 光電変換素子140とスイッチ素子150とを1組とした受光単位130を単位として、撮像データを読み出す高解像度モードと、受光単位130のマトリクス状配列(列数が第1の数、行数が第2の数)である受光要素120を単位として撮像データを読み出す高速撮像モードとの2種類の撮像モードを有する。そして、1回の撮像にあたって照射線量を確保可能な静止画観察時には、高解像度モードで撮像を行い、1回の撮像にあたって照射線量が微小な動画観察時には、高速撮像モードで撮像を行って、動画観察時にもリアルタイム性を保ちつつ、かつ、量子ノイズによるS/Nの劣化を低減する。
請求項(抜粋):
入力した2次元光像を撮像する固体撮像装置であって、入力光信号を電流信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子の信号出力端子に第1の端子が接続され、行方向走査信号に応じて第2の端子から前記光電変換素子で発生した電流信号を流出するスイッチ素子とを1組とする受光単位が、第1の数を列数とし、第2の数を行数としてマトリックス状に配列されて受光要素が形成されるとともに、前記受光要素が、第3の数を列数とし、第4の数を行数としてマトリクス状に配置されて形成され、同一の列の前記スイッチ素子の前記第2の端子が互いに電気的に接続された受光部と、前記受光部の列ごとに出力される電流信号を夫々個別に入力し、リセット指示信号に応じて、前記電流信号に関する電荷を電荷増幅器の入出力端子間に接続された容量素子に積分または非積分の動作をする、前記第1の数と前記第3の数との積である第5の数の積分回路と、夫々の前記積分回路から出力された積分信号を夫々入力して、信号処理する前記第5の数の信号処理回路と、夫々の前記受光要素に応じた、前記第1の数の信号処理回路からの出力信号と、モード指定信号とを入力するとともに、前記モード指定信号が高解像度モードを指定する場合には、前記第1の数の信号処理回路からの出力信号をそのまま出力し、前記モード指定信号が高速撮像モードを指定する場合には、前記第1の数の信号処理回路からの出力信号の値の和の値を出力する、前記第3の数の出力信号処理部と、前記出力信号処理部から出力された信号と、信号出力指示信号を入力し、前記信号出力指示信号の指示に応じて、前記出力信号処理部から出力された信号を択一的に出力する出力信号選択部と、前記モード指定信号を入力し、前記モード指定信号が高解像度モードを指定する場合には、前記受光単位ごとに前記スイッチ素子を選択し、前記受光単位を単位として順次選択する行方向走査信号を出力し、前記モード指定信号が高速撮像モードを指定する場合には、前記受光要素内の前記第2の数のスイッチ素子を同時に選択するとともに、前記受光要素を単位として順次選択する行方向走査信号を出力する行方向走査指示部と、前記モード指示信号を入力し、前記モード指定信号が高解像度モードを指定する場合には、前記受光単位に応じて前記出力信号処理部から出力された信号を順次選択する出力指示信号を出力し、前記モード指定信号が高速撮像モードを指定する場合には、前記受光要素に応じて前記出力信号処理部から出力された信号を順次選択する出力指示信号を出力する出力信号選択指示部と、前記モード信号を出力するとともに、信号読み出し動作を制御する制御部と、を備えることを特徴とする固体撮像装置。
IPC (3件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/14 ,  H04N 5/32
FI (3件):
H04N 5/335 P ,  H04N 5/32 ,  H01L 27/14 K

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