特許
J-GLOBAL ID:200903029342855745

太陽熱給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327983
公開番号(公開出願番号):特開平11-159867
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 太陽熱集熱器の集熱と貯湯タンクの貯湯と給湯とが最適な条件で操作できるように制御して、貯湯タンクの湯質を可能な限り高め、使い勝手を向上させた太陽熱給湯装置を提供する。【解決手段】 太陽熱集熱器2の運転可否は、該太陽熱集熱器2と貯湯タンク1との温度差で判断するようにし、給湯に対しては、所望する給湯の指定温度と貯湯タンク1の湯温とを比較し、更に太陽熱集熱器2が運転状態に有るか無いかによって給湯パターンを分け、且つ、貯湯タンク1の湯温に応じて電動湯水混合弁12を調整し、必要の際は補助熱源機15で指定温度まで加熱し給湯するようにして、これらの制御は全てコントローラ16によって行い、給湯温度の指定はリモートコントローラ18で行うようにして使い勝手を向上させる。
請求項(抜粋):
太陽熱集熱器と、該太陽熱集熱器の出口側の温度を測定する温度検知器と、熱交換器を内臓した貯湯タンクと、該貯湯タンクの上方及び下方の温度を測定する温度検知器と、前記太陽熱集熱器と熱交換器を接続し内部に熱媒体を満たした行き管と戻り管からなる循環パイプと、該循環パイプのループ内に設けた循環ポンプと、前記貯湯タンクに上水を入水する給水パイプと、該給水パイプの給水温度を測定する温度検知器と、前記貯湯タンクから温水を移流する給湯パイプと、前記貯湯タンクを介さずに給水パイプと給湯パイプとを連通させるバイパスパイプと、該バイパスパイプと給湯パイプとの接合部に設けた電動湯水混合弁と、該電動湯水混合弁の出口側の温度を測定する温度検知器と、前記電動湯水混合弁の下流側に接続する補助熱源機とからなる太陽熱給湯装置であって、前記太陽熱集熱器の出口側の温度と前記貯湯タンクの下方の温度との差から前記循環ポンプの運転可否を判断する手段と、所望する給湯の指定温度との比較に対して、前記貯湯タンクの上方温度が高く、且つ、前記循環ポンプが運転中のとき、前記電動湯水混合弁の出口側温度を指定温度になるよう調整し、前記補助熱源機を加熱しないで給湯する手段と、前記貯湯タンクの上方温度が低く、且つ、前記循環ポンプが運転中のとき、又、前記貯湯タンクの上方温度が貯湯を優先させる設定温度より低いとき、前記電動湯水混合弁から上水のみを通すよう調整し、前記補助熱源機で指定温度まで加熱し給湯する手段と、前記貯湯タンクの上方温度が低く、且つ、前記循環ポンプが運転中のとき、又、前記貯湯タンクの上方温度が貯湯を優先させる設定温度より高いとき、前記電動湯水混合弁の出口側温度を温水として利用できる最低の設定温度に調整し、前記補助熱源機で指定温度まで加熱し給湯する手段と、前記貯湯タンクの上方温度が低く、且つ、前記循環ポンプが停止中のとき、又、前記貯湯タンクの上方温度が貯湯を優先させる設定温度より高いとき、前記電動湯水混合弁から貯湯タンクの温水のみを通すよう調整し、前記補助熱源機で指定温度まで加熱し給湯する手段と、前記貯湯タンクの上方温度が低く、且つ、前記循環ポンプが停止中のとき、又、前記貯湯タンクの上方温度が貯湯を優先させる設定温度より低く、温水として利用できる最低の設定温度より高いとき、前記電動湯水混合弁の出口側温度を温水として利用できる最低の設定温度に調整し、前記補助熱源機で指定温度まで加熱し給湯する手段と、前記貯湯タンクの上方温度が低く、且つ、前記循環ポンプが停止中のとき、又、前記貯湯タンクの上方温度が温水として利用できる最低の設定温度より低いとき、前記電動湯水混合弁から上水のみを通すように調整し、前記補助熱源機で指定温度まで加熱し給湯する手段とを、コントローラの制御に組み込み、且つ、リモートコントローラで所望する給湯の指定温度を設定するようにしたことを特徴とする太陽熱給湯装置。
FI (3件):
F24H 1/00 621 D ,  F24H 1/00 621 G ,  F24H 1/00 621 H

前のページに戻る