特許
J-GLOBAL ID:200903029348626497

化学シフトを利用した磁気共鳴画像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053508
公開番号(公開出願番号):特開平6-261874
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 被検体内の温度分布を非侵襲的に高速かつ高精度に画像化することができる磁気共鳴画像装置を提供する。【構成】 温度依存性を示す化学シフト成分の化学シフト(周波数)画像を超高速画像収集法(EPI)によって収集し、得られた画像歪・濃度値の変化・位相差から温度差を算出する、あるいは、温度依存性を示さない化学シフト成分を温度基準として用いてこれらの差から絶対温度を算出し、生体内の温度分布画像を表示する。
請求項(抜粋):
静磁場中におかれた被検体内の対象核種を励起すべく高周波磁場を印加する手段と、前記対象核種の磁化に位相エンコード磁場を印加する手段と、前記被検体内から発生した磁気共鳴信号を収集して画像化する手段とからなる磁気共鳴画像装置において、読み出し勾配磁場を複数回反転させながら印加させつつ、位相エンコード磁場を印加する磁場印加手段と、この手段により被検体内から発生する磁気共鳴信号を収集し、この収集された磁気共鳴信号に基づく画像情報を構成する手段と、この手段により構成された画像情報を基準画像情報として保持する手段と、前記基準画像情報と前記磁場印加手段によって新たに収集された磁気共鳴信号に基づく画像情報との差分値を算出する手段と、この手段により算出された差分値から化学シフトの温度依存性に基づいて温度変位を算出する手段と、この手段により求められた温度変位を画像化する手段とからなることを特徴とする化学シフトを利用した磁気共鳴画像装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 24/08
FI (3件):
A61B 5/05 311 ,  A61B 5/05 380 ,  G01N 24/00 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-004951
  • 特開昭62-081538
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-004951
  • 特開昭62-081538

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