特許

J-GLOBAL ID：200903029350447095

固体電解コンデンサの製造方法

発明者： 福山 正雄 ,  工藤 康夫 ,  小島 利邦 ,  吉田 浩一
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-034613
公開番号（公開出願番号）：特開平5-234820
出願日： 1992年02月21日
公開日（公表日）： 1993年09月10日
要約：

【要約】【目的】 本発明は導電性高分子を固体電解質に用い、周波数特性の優れた小型、大容量の固体電解コンデンサの製造方法に関するもので、高温高湿下に長時間放置した際に容量、損失の劣化が小さいという優れた信頼性特性を有する固体電解コンデンサを実現することを目的とする。【構成】 少なくとも誘電体皮膜を形成した弁金属上に、ケイ酸またはケイ酸塩と、フェノール誘導体と、重合性モノマーと、支持電解質とを少なくとも含有した電解液を用いて電解重合法により導電性高分子を、形成し固体電解質とする。このことにより高温高湿下における誘電体皮膜の劣化が抑制され、高温高湿下で優れた安定性を有するコンデンサを実現することが可能である。

請求項（抜粋）：

ケイ酸またはケイ酸塩と、フェノール誘導体と、重合性モノマーと、支持電解質とを少なくとも含有した電解液から電解重合法により得られた導電性高分子を、少なくとも誘電体皮膜を有する弁金属上に形成したことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。