特許
J-GLOBAL ID:200903029351519936

音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206272
公開番号(公開出願番号):特開平7-059200
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 車などの非対象なスピーカ配置のために生じる再生音の到達時間差による音像の偏りを自動的に補正する。【構成】 通常の音声再生時には、チャンネルデバイダ14L、14R、ディレイ15L、15R、アッテネータ16L、16R、D/A変換器17L、17R及びパワーアンプ18L、18Rを通してスピーカ19L、19Rで音声を発生するとともに、自動補正動作時においては、ノイズ発生部12で発生した測定用ノイズを順次スピーカ19Lと19Rの一方から再生すると同時に適応フィルタ22において、スピーカからマイクロフォンまでの音響系の伝搬特性を測定し、前記特性より演算部24で各スピーカからマイクロフォンまでの伝搬時間を求める。制御系26はこれら一連の動作を制御するとともに各スピーカからの伝搬時間が等しくなるようディレイ15L、15Rの遅延時間を調整する。
請求項(抜粋):
測定信号発生部とN個のスピーカのなかから1個のスピーカを選択し接続するスイッチ手段と、リスニングポジションに設置され第一のスピーカで再生した測定信号を収音する収音マイクと、第一のスピーカへの入力となる測定信号と前記マイクで収音された測定信号より音場のインパルスレスポンスを求める適応フィルタと、前記インパルスレスポンスの立ち上がりの遅延時間を測定する測定手段と、前記遅延時間を記憶する記憶手段と、記憶した遅延時間から各スピーカの収音マイクへの到達時間を同じにする遅延時間を計算する計算手段と、各スピーカに接続された遅延回路と、第1から第Nのスピーカの遅延時間を測定するように前記測定信号発生部とスイッチ手段と測定手段を制御するとともに、各遅延回路の遅延時間を前記計算手段で計算した遅延時間に設定する制御手段を備えたことを特徴とする音響再生装置。
IPC (5件):
H04S 7/00 ,  G10K 15/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04S 1/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-170300
  • 音場補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-218224   出願人:クラリオン株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-170300
  • 音場補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-218224   出願人:クラリオン株式会社

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