特許
J-GLOBAL ID:200903029352006177

耐食性に優れた温水器缶体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小倉 亘 ,  岡田 萬里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-177713
公開番号(公開出願番号):特開2005-015816
出願日: 2003年06月23日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【目的】溶接部を含むかしめ接合構造により組立て、溶接隙間部のみならず金属隙間部の耐食性を高めたステンレス鋼製温水器缶体を提供する。【構成】温水器缶体を構成する鋼板として、C:0.003質量%以下,Si:0.1〜0.4質量%,Mn:0.4質量%以下,P:0.04質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr16.0〜25.0質量%,Mo:0.8〜2.5質量%,N:0.03質量%以下,Nb:0.1〜0.6質量%,Ti:0.05〜0.3質量%およびAl:0.01〜0.5質量%を含み、さらに必要に応じてNi:0.6質量%以下,Cu:0.3〜1.5質量%のいずれか,もしくは双方を含み、かつNb,Ti,CおよびNの間にNb+Ti≧7(C+N)+0.15の関係が成立し、残部が実質的にFeからなるフェライト系ステンレス鋼板を用い、湾曲させた鋼板を溶接して円筒状の胴体を製造した後、上下に鏡板となる蓋を被せ、円周部をかしめ接合して温水器缶体を組立てる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.003質量%以下,Si:0.1〜0.4質量%,Mn:0.4質量%以下,P:0.04質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr16.0〜25.0質量%,Mo:0.8〜2.5質量%,N:0.03質量%以下,Nb:0.1〜0.6質量%,Ti:0.05〜0.3質量%およびAl:0.01〜0.5質量%を含み、かつNb,Ti,CおよびNの間にNb+Ti≧7(C+N)+0.15の関係が成立し、残部が実質的にFeからなるフェライト系ステンレス鋼板から構成され、胴体と上下の鏡板がかしめ接合されていることを特徴とする耐食性に優れた温水器缶体。
IPC (3件):
C22C38/00 ,  C22C38/28 ,  C22C38/50
FI (3件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/28 ,  C22C38/50

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