特許
J-GLOBAL ID:200903029352116070

病弱者用カプセルベッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323605
公開番号(公開出願番号):特開平9-135867
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】[課題] 病弱者が床ずれを発生せず、入浴および排便と洗浄を容易に行ない得て長期間を快適に過ごすこととができ、かつ介護者に労力的な負担を与えないベッドを提供すること。[解決手段] ナイロン・コード11、12を編んでフレーム5に張架したネット13上に発泡ウレタンマット15を敷いてベッド本体1とし、カバーをかけて空調する。床ずれはナイロン・コード11、12を部分的に緊張、弛緩させて防止する。入浴は温水シャワーによって行ない、排便は発泡ウレタンマット15の排泄用開口18から下方のシンク61へ行なう。浴後、用便後は空調温度を高くして濡れた身体を乾かす。排泄物は遠心分離機64によって固形分と水分とに分離して、無臭化と殺菌のための薬剤を注入する。
請求項(抜粋):
横方向のコード類と縦方向のコード類とで網目を形成させてフレームの内側に張架し、かつ前記横方向のコード類と前記縦方向のコード類とをそれぞれ数本単位のユニットとして独立して緊張させ弛緩させ得るようにした支持体としてのネット、および該ネット上に敷かれ上下方向の貫通孔を備えた不透水性の弾性体マットからなるベッドと、該ベッドに横臥する病弱者の顔面近傍を開口部として残して設けた頭部側の固定カバー、胸部より下方を覆い伸縮して脚側へ開放可能な移動カバー、および前記開口部において外気を遮断するために対向する前記固定カバーの端縁部と前記移動カバーの端縁部との間に設けたエヤカーテンからなる前記ベッドの覆いと、前記固定カバー、前記移動カバー、および前記エヤカーテンによって区画される空間内に吹出し口と吸込み口とが設けられた空気調和装置と、横臥する病弱者に向けて取りつけられた温水シャワーノズル、および身体乾燥用温風ノズルからなるシャワー浴装置と、前記弾性体マットに設けられた排泄用開口、局部洗浄用温水ノズル、および局部乾燥用温風ノズルからなる排泄物処理装置と、前記フレームの全周から下方を包むように取り付けられたシンク、該シンクの内表面を洗浄するためのシンク洗浄用水ノズル、および前記シンクの底部に設けられ排泄物を固形分と水分とに分離する遠心分離機か、または前記シンクの底部に設けられ下水管ないしは浄化槽へ接続される排水管からなる汚水処理装置とが設けられていることを特徴とする病弱者用カプセルベッド。
IPC (2件):
A61G 7/02 ,  A61H 33/00 310
FI (2件):
A61G 7/02 ,  A61H 33/00 310 H

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