特許
J-GLOBAL ID:200903029354335046
均一メッキ処理を可能にした電気メッキ処理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 利明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228566
公開番号(公開出願番号):特開2000-054197
出願日: 1998年07月30日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 シート状短冊製品をメッキ処理液中に搬送させながら電気メッキするに際して、電流が過度に集中してしまうシート状短冊製品の両側端部を他のシート面と均等な電流が分布されるようにして均一なメッキ処理を可能にする。【解決手段】 治具2に取付けた係合爪25をメッキ処理部用歯付きベルト30の係合歯と係合させ、前記メッキ処理部用歯付きベルト30の搬送駆動によって前記治具2に懸垂状態に挟持されたシート状短冊製品Wを該製品Wの横向き間隔を該製品Wの側端部に電流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅を維持しながらメッキ処理部用レール軌道1に沿って横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら電気メッキするように構成した。
請求項(抜粋):
陰極バーとして機能するメッキ処理部用レール軌道(1)に横移動自在に支持された治具(2)によってメッキ処理されるプリント基板などのシート状短冊製品(W)の製品上部を懸垂状態に挟持し、前記メッキ処理部用レール軌道から治具を介して製品上部で給電しながらメッキ処理タンク(3)内の処理液中に複数の製品を横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら電気メッキするメッキ処理工程(A)をもつ電気メッキ処理システムにおいて、前記治具(2)に係合爪(25)を、該係合爪の係合部(26)として機能する下端部を前記治具の搬送方向に枢動可能となるように該係合爪の上端部を前記治具に軸支(27)することによってそれぞれ取付けると共に、複数の係合歯(32)を等間隔に設けた等速度で駆動されるエンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルト(30)を該エンドレス状のメッキ処理部用歯付きベルトの搬送軌道部(33)を前記メッキ処理工程(A)のメッキ処理タンク上に前記メッキ処理部用レール軌道(1)に沿って配設し、この搬送軌道部にある前記メッキ処理部用歯付きベルトに対して、前処理工程(C)からメッキ処理工程へ前記治具に懸垂状態に挟持されたシート状短冊製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅となるような所定の送りピッチで間欠的に順次送られてくる前記治具に取付けられた前記係合爪(25)の枢動する係合部(26)を該係合爪の上端軸支部に対して後退した傾斜位置となるように前記メッキ処理部用歯付きベルト(30)の搬送軌道部(33)上に載せて前記メッキ処理部用歯付きベルトの係合歯(32)と係合されるように構成し、前記係合爪と係合された前記メッキ処理部用歯付きベルトの搬送駆動によって前記治具に懸垂状態に挟持された前記製品を該製品の横向き間隔を該製品の側端部に電流が過度に集中されない所定の狭い間隙幅を維持しながら前記メッキ処理部用レール軌道(1)に沿って横向きで直列にした搬送状態で搬送させながら電気メッキするように構成したことを特徴とする均一メッキ処理を可能にした電気メッキ処理システム。
IPC (3件):
C25D 17/06
, C25D 7/00
, H05K 3/18
FI (3件):
C25D 17/06 E
, C25D 7/00 J
, H05K 3/18 N
Fターム (10件):
4K024BB11
, 4K024BC01
, 4K024CB26
, 4K024GA16
, 5E343AA02
, 5E343FF09
, 5E343FF16
, 5E343FF18
, 5E343FF20
, 5E343GG06
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