特許
J-GLOBAL ID:200903029361130719

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029083
公開番号(公開出願番号):特開平10-226222
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 燃焼式ヒータを用いる燃焼暖房モードと、ヒートポンプ暖房モードとの間で暖房運転が切り換わるときに、空調風の温度の低下を抑制することを目的とする。【解決手段】ヒートポンプ暖房モードから燃焼暖房モードに切り換わるときには、グロー予熱終了後、燃焼式ヒータが着火されるとともに、冷媒圧縮機の回転速度を強制的に次第に低下させていく。そして、冷媒圧縮機20の回転数が例えば1500回転より小さくなると、速やかに圧縮機を停止させて、燃焼暖房モードに切り換えることができる。この結果、暖房運転モードは暖房モードから燃焼暖房モードとなる。つまり、燃焼式ヒータが着火されても、暖房能力を毎秒50Kcalでしか上げることができないので、本実施形態ではこの間に燃焼暖房モードと暖房モードとを併用運転する。この結果、燃焼暖房モードとヒートポンプ暖房モードとの切り換わり時に、空調風の温度の低下を抑制できる。
請求項(抜粋):
車室内への空気通路をなす空調ケース(2)と、前記空調ケース(2)内の空気を燃焼熱により加熱する燃焼式ヒータ(52)と、冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機(20)、この圧縮機(20)にて圧縮された高温冷媒を凝縮するとともに前記高温冷媒の熱を受けて前記空調ケース(2)内の前記空気を加熱するための熱交換器(21)、この熱交換器(21)を通過した冷媒を減圧する減圧手段(22)、およびこの減圧手段(22)にて減圧された冷媒を蒸発気化する蒸発器(25)を有する冷凍サイクル(4)とを備え、前記燃焼式ヒータ(52)にて前記空調ケース(2)内の空気を加熱する燃焼式ヒータ(52)暖房モードと、前記冷凍サイクル(4)を作動させて前記熱交換器(21)を通じて前記空調ケース(2)内の空気を加熱するヒートポンプ暖房モードとが切換可能な車両用空調装置であって、前記燃焼式ヒータ暖房モードと前記ヒートポンプ暖房モードとの切り換わり時には、前記両モードを所定時間併用することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 ,  F25B 13/00
FI (3件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 H ,  F25B 13/00 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
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