特許

J-GLOBAL ID：200903029367059420

廃棄物の無害化処理方法及びそのための装置

発明者： 元 田 謙 郎
出願人/特許権者： 元田電子工業株式会社
代理人 (1件)： 樋口 盛之助 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-271220
公開番号（公開出願番号）：特開平7-100196
出願日： 1993年10月05日
公開日（公表日）： 1995年04月18日
要約：

【要約】【目的】 水分を含み、かつ、塩ビ系組成物を含んだ様々な廃棄物を滅菌無害化処理できる小型で場所をとらず、設備費,運転経費もあまりかからない処理方法及びそのための装置を提供すること。【構成】 処理方法は、廃棄物を密閉容器に入れ、該容器内を脱酸素又は空気遮断状態にして約100°C〜200°Cに加熱することにより、前記廃棄物から水分等の成分を蒸発させて除去し、次いで約270°C〜290°Cに加熱して塩素系成分を除去するようにし、このための装置は、廃棄物を収容し脱酸素又は空気遮断状態下で所要温度まで加熱できるようにした密閉加熱容器と、上部に空間を残して液状濾過剤を収容した容器であって前記密閉加熱容器に接続されたガスの導入パイプの後端が前記濾過剤中に位置付けられる一方、前記濾過剤中を通過して溶解,中和等の処理を受け前記上部空間に溜るガスに吸引力を作用させるようにした吸引式溶液フィルタ容器と、前記溶液フィルタ容器の上部空間に連通させて設けた吸引ファン装置とから構成した。

請求項（抜粋）：

廃棄物を密閉容器に入れ、該容器内を脱酸素又は空気遮断状態にして約100°C〜200°Cに加熱することにより、前記廃棄物から水分等の成分を蒸発させて除去し、次いで約270°C〜290°Cに加熱して塩素系成分を除去することを特徴とする廃棄物の無害化処理方法。

IPC (7件)：

A61L 11/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ,  C01B 31/04 101 ,  C01B 31/08 ,  C10G 1/10

FI (3件)：

B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 G ,  B09B 3/00 303 H