特許
J-GLOBAL ID:200903029372272175

粉末吸入器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332838
公開番号(公開出願番号):特開平5-245201
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 患者に、長期間に渡って、簡単に操作できかつ簡単に掃除することができ、薬剤のリリースと吸い込みとの同期化の問題をおこさずかつ外部エネルギの供給なしに済ますことができる、調量した粉末吸入器を提供する。【構成】 回動可能及び/または移動可能な作用物質マガジンを有しており、該マガジンが制御カム機構により回動及び/または移動により運動して、作用物質混合物で予め充填された室が空気流入開口に面するようにする。患者の吸い込み空気流は、空気流が作用物質混合物で充填された室を空にするように案内されて、作用物質混合物は、サイクロン室内または衝突板において肺を通るように粒子に分割されて、純粋な空気のジャケット流によって被覆されて患者に吸い込まれる。
請求項(抜粋):
粉末吸入器であって、ケーシングの患者に面した端部に配置された、作用物質を運ぶ空気のための吸入口(10a)と、作用物質を、吸入器によって案内された空気流内に、導入するための装置を有する作用物質マガジン(1、2)とを備えており、ケーシング部分は、互いに可動に構成されていてかつ一方のケーシング部分は、空気のための入口孔(23)を有している形式のものにおいて、ケーシング上側部分より僅かに小さい外径を有する中空円筒状のケーシング下側部分が配置されており、ケーシング下側部分は、ケーシング上側部分内に、軸方向で挿入可能でかつケーシング下側部分の縦軸線を中心に、ケーシング上側部分内で回動可能であり、ケーシング下側部分内には、シリンダが同心的に配置されており、シリンダは、外側の中空シリンダ(3)と、外側の中空シリンダ(3)より僅かに小さい直径の内側の中空シリンダ(4)とを有しており、外側の中空シリンダ(3)と内側の中空シリンダ(4)とにより、中空の作用物質マガジン(1、2)のためのスペースが設けられている環状通路(53)が構成されており、内側の中空シリンダ4は、環状通路(53)への通流開口(16)を有しており、下側のケーシング下側部分内の入口開口(23)は、内側の中空シリンダ(4)の内側室(43)と直接貫通接続しており、通路(43)の上側端部には、サイクロン室(41)へ作用物質を運ぶ空気のための貫通開口(37)が設けられており、サイクロン室(41)は出口開口(17)と接続しており、作用物質マガジン(1、2)の軸方向の移動及び/または回動を、作用物質マガジン(1、2)の縦軸線を中心に環状通路内で可能にする装置が設けられており、外側の中空シリンダ(3)よりも大きな外径を持つ案内シリンダ(7)が、外側の中空シリンダ(3)を取り囲んでおり、外側の中空シリンダ(3)の外壁に、縦溝(54)が、下側の端部から、環状通路(53)への、外側の中空シリンダ(3)のほぼ中央に配置された貫通開口(14)まで形成されており、下側のケーシング部分(9)内の入口開口(23)が、内側の中空シリンダ(4)の内側室(43)と直接貫通接続しており、内側室の上側端部には、室(41)への貫通開口(37)が設けられており、入口開口(23)からさらに、外側の中空シリンダ(3)の外側の縦溝(15)へ貫通する接続部が延びており、作用物質マガジンの軸方向の移動及び/または回動を、作用物質マガジンの縦軸線を中心に環状通路内で可能にする装置が設けられていることを特徴とする粉末吸入器。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-227269
  • 特開平3-090160
  • 特開平3-184563
全件表示

前のページに戻る