特許
J-GLOBAL ID:200903029375297764

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321853
公開番号(公開出願番号):特開平8-177436
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 潤滑油圧が過度に低下した際に初期状態に戻して動作不良を回避するとともに、複数の可変動弁機構が一斉に切り換わって大きなトルク変動が生じないようにする。【構成】 バルブリフト調整機構40は、メインロッカアーム1とサブロッカアーム2との連結もしくは離脱により吸気弁を駆動するカムを、運転条件に応じて低速型カムと高速型カムとに切り換える。バルブタイミング調整機構70は、クランクシャフトに同期するカムプーリ71とカムシャフト72とを相対回転させ、吸気弁の開閉時期を遅進させる。これらの切換は、油圧切換弁45,79を介して油圧によりなされる。油圧センサ80が検出する潤滑油圧が過度に低下した際には、バルブタイミング調整機構70の油圧切換弁79が先にOFFとなり、次にバルブリフト調整機構40の油圧切換弁45がOFFとなる。
請求項(抜粋):
アクチュエータ部への油圧の供給,停止に応じて吸気弁あるいは排気弁のバルブリフト特性を連続的もしくは段階的に変化させる複数の可変動弁機構と、各可変動弁機構のアクチュエータ部への油圧供給をそれぞれ制御する複数の油圧制御弁と、機関運転条件に応じて各油圧制御弁へ制御信号を出力する制御手段と、内燃機関の潤滑油圧を検出する油圧検出手段と、この検出された油圧が設定油圧より低くなったときに上記油圧制御弁による油圧供給を禁止する油圧供給禁止手段と、を備えてなる内燃機関の可変動弁装置において、複数の可変動弁機構の中で、同一の機関運転条件下で油圧供給されることがある複数の可変動弁機構については、上記設定油圧をそれぞれ異ならせたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02

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