特許
J-GLOBAL ID:200903029376908295

時分割多重通信システムにおける回線障害時無線通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306547
公開番号(公開出願番号):特開平5-122185
出願日: 1991年10月26日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 中継局と、その上位局との間で通信回線が不通になった場合でも、この中継局より下位の局間での通信を確保する通信方式を得る。【構成】 中継局3aが基地局1からの同期信号を受信できなると、中継局3aが同期信号を送出する。制御子局4dがこの同期信号を受信すると、少なくとも1のタイムスロットを使用して中継局3aと通信を行い、この中継局3aを介して子局4a〜4cと呼接続のための通信ができるようにし、中継局3aは子局4a〜4c同士が相互に通信できるようにタイムスロットの任意な入れ替えができるようにする。
請求項(抜粋):
基地局と、複数の子局と、前記基地局と子局との通信を中継する中継局とで構成される時分割多重通信システムにおいて、前記中継局と通信を行うことができる制御子局を備え、前記中継局は、基地局の送信信号に含まれる通信チャンネル識別用同期信号が規定時間以上連続して検出されない時に通信チャンネル識別用同期信号を出力する手段と、下位局から受信されるタイムスロット信号を分離し任意のタイムスロットで下位局へ送出する時分割多重化スイッチ手段とを備え、前記制御子局は、前記通信チャンネル識別用同期信号を受信する手段と、中継局よりも下位に位置する子局又は他の中継局等の第1の下位局が他の第2の下位局を呼び出すための信号を受信する手段と、第2の下位局を呼び出すための信号を送信する手段とを備え、中継局より上位の局からの同期信号が受信できなくなった時に、中継局を経由して制御子局が第1の下位局及び第2の下位局と呼接続動作を行うようにし、第1の下位局と第2の下位局とが相互に通信ができるように構成したことを特徴とする時分割多重通信システムにおける回線障害時無線通信方式。
IPC (3件):
H04J 3/14 ,  H04B 7/212 ,  H04J 3/08

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