芯円回転コンプレッサー

発明者：
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：藤田邦彦 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-203826
公開番号（公開出願番号）：特開平9-032762
出願日： 1995年07月17日
公開日（公表日）： 1997年02月04日
要約：

【要約】【課題】円筒状のシリンダー内を同芯の羽根車が回転する芯円回転を行い動きに無駄がなく効率のよいものであって、高能率の全く新しい機構の容積型コンプレッサーを提供することを目的とする。【解決手段】円筒型の固定シリンダー1と、固定シリンダーと同芯の駆動軸2とで構成し、固定シリンダー1の両端は、第一波型壁3と第二波型壁4で閉塞するとともに、駆動軸2には軸方向に遊動し、駆動軸2によって回転駆動される羽根車5を装着する。第一波型壁3と第二波型壁4はそれぞれ対称的な波型で、羽根車5は常に少なくとも第一波型壁3の一点と、二分の一ピッチ離れた第二波型壁4の一点に接する波型とし、第一波型壁3及び第二波型壁4と羽根車によって区画される空間の容積変化によって吸気、圧縮排気の工程を行わせる。

請求項（抜粋）：

同一軸芯上に円筒型の固定シリンダー1と、該固定シリンダー1を貫通する駆動軸2を設け、固定シリンダー1の両端はそれぞれ第一波型壁3及び第二波型壁4で閉塞するとともに、駆動軸2には駆動軸2の回転にともなって羽根5bが第一波型壁3と第二波型壁4に当接し、軸方向に遊動しながら回転する羽根車5を装着し、上記第一波型壁3及び第二波型壁4は、それぞれ円周方向の一周を整数ピッチとし軸方向に壁面位置が変化する波型であって、任意位置の第一波型壁3の壁面位置と二分の一ピッチ離れた第二波型壁4の壁面位置の軸方向の寸法Lが一定である波型とするとともに、上記羽根車5の羽根5bは第一波型壁3及び第二波型壁4と同一ピッチの波型であって、少なくとも第一波型壁3の壁面と二分の一ピッチ離れた第二波型壁4の壁面に気密的に接触し、羽根車5の回転にともなって第一波型壁3と羽根車5の羽根5b及び第二波型壁4と羽根車5の羽根5bとで形成されるそれぞれの空間の大きさの変化によって吸気及び圧縮排気を行うことを特徴とする芯円回転コンプレッサー。

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開昭51-134903
特開昭51-134903
特開昭49-125908

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