特許
J-GLOBAL ID:200903029386135332

車両の助手席構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010179
公開番号(公開出願番号):特開平7-215114
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】車両の前面衝突時に着席者がシートクッションから滑り落ちるのを防止することにより、エアバッグの性能を十分に発揮できる。【構成】自動車の進行方向に延びてフロアパネルに固着されたロアレール21に中間レール22を介してアッパレール23がその長手方向に移動可能に配設される。ロアレール及び中間レール間の調節手段29が中間レールをロアレールに対して所望の位置に固定する。アッパレールの中間レールに対する最後退位置を後退ストッパ22eが決定し、アッパレールのロアレールに対する最前進位置を前進ストッパ21aが決定する。アッパレールを後退ストッパまで後退させた状態でロック手段がアッパレールを中間レールに対して固定する。制御手段が衝撃センサの検出出力に基づいて、ロック手段を自動的に解除するロック解除手段及びエアバッグを瞬時に展開させるインフレータを制御する。
請求項(抜粋):
車両(10)のフロアパネル(12)に取付けられ前記車両(10)の進行方向に延びて配設された一対のロアレール(21,21)と、前記一対のロアレール(21,21)に沿って移動可能に配設された一対の中間レール(22,22)と、前記一対の中間レール(22,22)に沿って移動可能に配設された一対のアッパレール(23,23)と、前記アッパレール(23)に取付けられ着席者(16)の尻部を受ける助手席(11)用のシートクッション(17)と、前記ロアレール(21)及び中間レール(22)又は前記中間レール(22)及びアッパレール(23)間に設けられ前記中間レール(22)又はアッパレール(23)を前記ロアレール(21)又は中間レール(22)に対して所望の位置に固定しかつ調節ハンドル(33)を操作することにより前記中間レール(22)又はアッパレール(23)の前記ロアレール(21)又は中間レール(22)に対する固定を解除可能な調節手段(29)と、前記アッパレール(23)又は中間レール(22)の前記中間レール(22)又はロアレール(21)に対する最後退位置を決定する後退ストッパ(22e)と、前記アッパレール(23)の前記ロアレール(21)に対する最前進位置を決定する前進ストッパ(21a)と、前記アッパレール(23)又は中間レール(22)を前記後退ストッパ(22e)まで後退させた状態で前記アッパレール(23)又は中間レール(22)を前記中間レール(22)又はロアレール(21)に対して固定するロック手段(37)と、前記ロック手段(37)を自動的に解除するロック解除手段(44)と、前記助手席(11)に対向するインストルメントパネル(48)内に収容され瞬時に気体を発生可能なインフレータ(49a)と、前記気体を内部に導くように前記インフレータ(49a)に接続されて前記インストルメントパネル(48)内に収容され前記インフレータ(49a)により膨張すると前記助手席(11)の着席者(16)と前記インストルメントパネル(48)との間に展開可能なエアバッグ(49b)と、前記車両(10)に所定値以上の衝撃荷重が作用したことを検出する衝撃センサ(51)と、前記衝撃センサ(51)の検出出力に基づいて前記ロック解除手段(44)及び前記インフレータ(49a)を制御する制御手段(52)とを備えた車両の助手席構造。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/06 ,  B60R 21/20

前のページに戻る