特許
J-GLOBAL ID:200903029390332703

溶接熱影響部靱性に優れた高靱性厚鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308539
公開番号(公開出願番号):特開平11-140582
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 母材強度・靱性に優れかつ溶接熱影響部靱性に優れた高靱性厚鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 重量%で、Ti:0.005 〜0.30%、N:0.0020〜0.0200%を含み、かつCeqが0.36〜0.45%で、かつ円相当径が0.05μm 以下のTiN を1×103 個/mm2 以上、円相当径が0.03〜0.2 μm のTiN を1×103 個/mm2 以上1×105 個/mm2 未満含有する。さらにV:0.03〜0.15%および/または、B:0.0002〜0.0020%、REM :0.0010〜0.0200%、Ca:0.0010〜0.0100%から選ばれた1種または2種以上、Cu:0.04〜0.60%、Ni:0.05〜0.60%、Cr:0.05〜0.50%、Mo:0.02〜0.10%、Nb:0.003 〜0.030 %から選ばれた1種または2種以上を含有してもよい。上記組成の素材を1050°C以上の温度範囲で加熱し、0.5 °C/s以下の冷却速度で冷却し、さらに1050°C以上の温度範囲で再加熱したのち、熱間圧延する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.18%、 Si:0.02〜0.60%、Mn:0.60〜2.00%、 P:0.030 %以下、S:0.015 %以下、 Al:0.005 〜0.100 %、Ti:0.005 〜0.30%、 N:0.0050〜0.0200%を含み、さらに下記(1)式で定義されるCeqが0.36〜0.45%で、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成で、かつ円相当径が0.05μm 以下のTiN が1×103個/mm2 以上、円相当径が0.03〜0.2 μm のTiN を1×103 個/mm2 以上1×105 個/mm2 未満含有することを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた高靱性厚鋼板。記 Ceq(%)=C+Si/24 +Mn/6+Ni/40 +Cr/5+Mo/4+V/14 ......(1)
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-113714

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