特許
J-GLOBAL ID:200903029391129545

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246482
公開番号(公開出願番号):特開平5-062863
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【構成】 誘電体酸化皮膜を形成した弁作用金属表面に、N-メチル-2-ピロリドン中30°Cで測定した固有粘度が0.3g/100ml以上、0.4g/100ml未満である溶媒可溶性の脱ドープされたポリアニリン溶液及びナフタレンスルホン酸を接触させて導電性のポリアニリン膜を形成した後、電解重合による導電性高分子膜を形成して固体電解質とすることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法であり、また該製造方法において、アニリンモノマーを標準酸化電位0.7V以上、1.8V未満の酸化剤を用いて化学酸化重合したポリアニリンを脱ドープして用いたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。【効果】 誘電体酸化皮膜表面上のエッチング孔最深部まで十分に導電性のポリアニリン膜及び電解重合による導電性高分子膜を形成でき、容量含浸率が大きく、表面積を有効に利用できる。また、得られたコンデンサは初期特性に優れかつ長時間の高温寿命特性も優れている。
請求項(抜粋):
弁作用金属上の誘電体酸化皮膜表面に、N-メチル-2-ピロリドン中30°Cでの固有粘度が0.30g/100ml以上、0.40g/100ml未満である溶媒可溶性の脱ドープされたポリアニリン溶液及びナフタレンスルホン酸溶液を接触させて導電性のポリアニリン膜を形成した後、電解重合による導電性高分子膜を形成することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。

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