特許
J-GLOBAL ID:200903029391930396

送信電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-280131
公開番号(公開出願番号):特開平6-132871
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】移動局の分布に疎密があっても、全体の効率を劣化させないような送信電力制御装置を提供する。【構成】自局回線数観測手段1、隣接局回線数観測手段2、及び受信信号電力設定値算出手段によって、受信信号電力設定値P(i)を、P(i) XM/Mnなる関係で、一定時間毎に更新設定する。但しM/Mnは自局回線数とは隣接局回線数の平均との比。そして、送信電力制御手段4から送信電力アップまたはダウンのコマンドを各移動局に送信し、送信電力制御手段は、自局での受信信号電力が設定値P(i)になるように各移動局の送信電力を制御する。その結果、移動局の分布が疎な基地局でのSIRを許容できる範囲で劣化させるが、移動局の分布が密な基地局での品質を維持させることにより、システム全体での効率は維持されることになる。
請求項(抜粋):
符号分割多元接続通信方式に基づいて基地局と移動局との通信が行われる移動通信システムにおいて、それぞれの基地局に備えられるものであって、自局に接続されている回線数Mを観測し出力する自局回線数観測手段と、隣接の基地局に接続されている平均の回線数又は隣接の基地局に接続されている最大の回線数Mnを観測し出力する隣接局回線数観測手段と、自局における直前の時刻の受信信号電力設定値をP(i-1)として、自局回線数Mと隣接局の前記回線数Mnとの比M/Mnにより、現時刻の受信信号電力設定値P(i)を、P(i)=P(i-1)×M/Mnなる関係で、更新設定する受信信号電力設定値算出手段と、管理下の移動局に電力制御コマンドを送信し、前記受信信号電力P(i)となるように、管理下の移動局の送信電力を制御する送信電力制御手段とを、設けたことを特徴とする送信電力制御装置

前のページに戻る