特許
J-GLOBAL ID:200903029394005057

繊維強化樹脂複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167317
公開番号(公開出願番号):特開平10-015978
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 異なる肉厚部分を有する繊維強化樹脂複合体を成形するにあたり、原料樹脂未含浸部やウエルドラインの発生を防止する。【解決手段】 反応射出成形用金型内に、2枚のマット状強化繊維16と、横に並べたマット状強化繊維よりも樹脂流通性の高い2枚のマット状体14、15とを前者を外側にして積層して収めた後、金型を閉じて反応性原料樹脂を金型内に射出することにより、原料樹脂をマット状体の樹脂流通空間に浸入せしめるとともに、樹脂流通空間に浸入した原料樹脂をマット状強化繊維に含浸せしめて異なる肉厚部分を有する繊維強化樹脂複合体を成形するにあたり、薄肉部形成部分には空隙率が高いマット状体を配し、厚肉部形成部分には空隙率が低いマット状体を配する。
請求項(抜粋):
反応射出成形用金型内に、1または複数のマット状強化繊維と、マット状強化繊維よりも樹脂流通性の高い1または複数のマット状体または網状体とを、積層して収めた後、金型を閉じて反応性原料樹脂を金型内に射出することにより、原料樹脂をマット状体若しくは網状体の樹脂流通空間にまたはマット状強化繊維と、マット状体若しくは網状体とにより形成された樹脂流通空間に浸入せしめるとともに、樹脂流通空間に浸入した原料樹脂をマット状強化繊維に含浸せしめる異なる肉厚部分を有する繊維強化樹脂複合体の製造方法であって、相対的に肉厚が薄く形成される部分には空隙率が高いマット状体または網状体を配し、相対的に肉厚が厚く形成される部分には空隙率が低いマット状体または網状体を配することを特徴とする繊維強化樹脂複合体の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/14 ,  B29K105:06
FI (2件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/14

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