特許
J-GLOBAL ID:200903029397958934

産業車両の油圧回路における電磁弁制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345301
公開番号(公開出願番号):特開平11-171499
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 産業車両に設けられた電磁弁を電流値制御する際に、電源電圧やソレノイド抵抗の変動などの外乱要因に拘わらず電流を過渡域で安定に制御し、荷役機器の始動時のショックを抑えるとともに、荷役機器の良好な応答性を維持する。【解決手段】 CPUはバッテリと電磁弁との間に介装されたトランジスタに入力すべきPWM信号のデューティ値(%)を決めるためのデューティ出力中心値Dcentをプログラムデータに基づいて決定する。CPUは目標電流値Iaimと電流検出値Idetとの差ΔI(=Iaim-Idet)にゲインGを乗じた補正量で前回の値Dcentを補正して今回の値Dcentを決める(S90)。ゲインGは、バッテリ電圧が基準電圧Vbaseかつソレノイド抵抗が常温時の抵抗値にあるときを仮定して制御系の安定性を考慮して決められた基準ゲインGoを、バッテリ電圧検出値Vbattに応じて補正して決められる(S80)。
請求項(抜粋):
荷役機器を駆動する油圧シリンダの油路上に設けられた電磁弁と、前記電磁弁のソレノイドに流すべき目標電流値を記憶する記憶手段と、前記ソレノイドに流れる電流を変動させる外乱要因を測定する外乱要因測定手段と、前記ソレノイドに流れる電流を目標電流値とする制御のために指令する電流指令値を、前記外乱要因測定手段が測定した測定値を用いて補正する補正処理をプログラムデータに基づいて実行する制御手段とを備えている産業車両の油圧回路における電磁弁制御装置。
IPC (3件):
B66F 9/24 ,  G05F 1/56 330 ,  F15B 9/09
FI (3件):
B66F 9/24 Z ,  G05F 1/56 330 C ,  F15B 9/09 G

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