特許
J-GLOBAL ID:200903029401654198

摩擦トルクヒンジ又はトルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181375
公開番号(公開出願番号):特開2001-012514
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 摩擦トルクヒンジにおいて、摩擦トルクを滑らかにする潤滑剤を有効保有できる構造と板ばねの組立を効率的にできる構造を得る。【解決手段】 シャフト2の外周面21に対して摩擦接触させるばね部材3を設ける。ばね部材3は弾性に富む材料からなり、正6角形の輪郭を有する。角301〜306のうちの隣接する2つの角をを支点としたアーム311〜316の弾性力とこれらのアームの形状に対応する空隙部351〜356の大きさなどによりシャフト2の外周面21とばね部材3の内周部320との摩擦トルクの大きさを設定する。角301に接続される脚部340はハウジング(図示せず)により保持されて、そのハウジングとシャフト2と間は、所定のトルク値以下のときには相互角度は維持固定される。ばね部材3は回転軸に対して対称構造であるので、潤滑剤を有効保有でき、滑らかなトルク特性と組立作業性にも優れる。
請求項(抜粋):
摩擦トルクヒンジ又はトルクリミッタであってその構成要素は:シャフトと;このシャフトの軸方向の周表面に摩擦接触するばね部材であって、軸方向に厚みのあるばね性の正n角形の各角位置に対応して、第1アームから第nアームまでの順次連結されたn個のアームを有して、これらn個のアームは前記シャフトの外周面に閉じた嵌合用開口内周部を形成するばね部材と;このばね部材に作用して、前記シャフトが前記ばね部材に対して相対的に回転可能に支承する保持手段とからなる摩擦トルクヒンジ又はトルクリミッタ。
Fターム (6件):
3J068AA07 ,  3J068BA02 ,  3J068CB03 ,  3J068EE03 ,  3J068GA11 ,  3J068GA19

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