特許
J-GLOBAL ID:200903029402755710
クリープ歪みの測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-160729
公開番号(公開出願番号):特開平8-005306
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 CFRP等の複合材を初めとする各種の部材のクリープ歪みを、歪みゲージを用いて正確、安定且つ簡易に測定可能とする方法である。【構成】 CFRPからなるストランド試験片にクリープ荷重を負荷後、試験片の表裏に測定ゲージR1、R2を貼りつけ、その近くに配置した荷重を負荷しない対照ストランドの表裏にダミーゲージr1、r2を貼り付ける。このゲージR1、R2、ゲージr1、r2により、ゲージR1、R2が対向辺に来るように配置した4抵抗ブリッジ回路を構成した。そしてゲージR1とゲージr1の接続点の端子Aと、ゲージR2とゲージr2の接続点の端子Bとの間に、電池Eを接続し、ゲージR2とゲージr1の接続点の端子Cと、ゲージR1とゲージr2の接続点の端子Dとの間に、デジタルマイクロボルト計V1を接続して、端子C、D間の電位差Eiを測定し、試験片1のクリープ歪み量を求めた。
請求項(抜粋):
試験片にクリープ試験荷重を負荷し、その荷重を負荷した状態で試験片の表裏にそれぞれ測定用歪みゲージを取付ける一方、試験片と別の同一材を荷重を負荷しない対照片として試験片の近くに配置し、その対照片の表裏にそれぞれダミー用歪みゲージを取付け、そして前記2つの測定用歪みゲージ及び2つのダミー用歪みゲージにより、測定用歪みゲージ同士が対向辺となるように配置した4抵抗ブリッジ回路を構成し、前記測定用歪みゲージとダミー用歪みゲージを接続した4つの接続点のうち、一方の対向した2つの接続点間に直流電源を接続し、他方の対向した2つの接続点間に電圧計を接続してその間の電位差を測定することにより、前記試験片のクリープ歪み量を知ることを特徴とするクリープ歪み測定方法。
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