特許
J-GLOBAL ID:200903029405492966

溶剤回収式乾燥機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-125651
公開番号(公開出願番号):特開平5-293295
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 運転中に生じる温度異常を伴う故障の診断を速やかに行い得るようにする。【構成】 ドラム入側温度計11、ドラム出側温度計12及び凝縮器出側温度計13等、循環風路内の各部に配した温度計の検出結果を制御部10に与える。制御部10は、ドラム駆動モータ1a及びファン駆動モータ3aを駆動し、循環風路の中途に配した吸気弁8及び排気弁9を開閉して運転状態の切換えを行い、また、各温度計11,12,13の検出温度に基づいて、ヒータへの供給蒸気を通断する蒸気入口弁4a及び蒸気出口弁4bを開閉し、ヒータによる加熱温度制御を行う。更に制御部10は、各温度計11,12,13による検出温度の経時的な変化パターンを温度パターン記憶部 10aに記憶し、基準パターン記憶部 10bに記憶させてある標準的な変化パターンと比較して各温度計11,12,13の故障診断を行い、この結果をブザー15の鳴動と、操作パターン20上の表示部への表示とにより作業者に報知する。
請求項(抜粋):
溶剤により洗浄された被乾燥物の収納槽、ヒータ及び凝縮器を中途に含む循環風路を密閉し、該循環風路内部の複数箇所に配した温度計による検出温度に基づいて前記ヒータの温度制御を行って、溶剤の引火点に近い温度に加熱された循環風を前記収納槽に導入し、該収納槽から導出される循環風中に含まれる気化溶剤を前記凝縮器により凝縮液化させて回収する回収乾燥運転と、前記循環風路の中途を開放して前記ヒータの上流側にて外気を取込み、この外気を加熱又は非加熱状態にて前記収納槽に導入し、前記凝縮器の上流側にて排出する排気乾燥運転とを行う溶剤回収式乾燥機において、前記各運転中における前記温度計夫々の検出温度の経時的な変化パターンを記憶する記憶手段と、該記憶手段の記憶パターンに基づいて各温度計の故障診断を行う手段とを具備することを特徴とする溶剤回収式乾燥機。
IPC (2件):
D06F 43/08 ,  B01D 53/34 117

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