特許
J-GLOBAL ID:200903029413735819

車両用発進アシスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042576
公開番号(公開出願番号):特開平11-240349
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 電動モータと、第1と第2と第3の回転要素を有する差動装置9L,9Rとを備え、第1回転要素9aに減速ギア列を介して電動モータを連結すると共に、第2回転要素9dに従動輪を連結し、車両の発進時に第3回転要素9bをブレーキ手段11により制動して、電動モータの出力トルクを減速ギア列と差動装置とを介して従動輪に伝達するようにした発進アシスト装置において、どのような状態でも差動装置も潤滑不良を生じないようにする。【解決手段】 減速ギア列及び差動装置9L,9Rを収納するギアケース18に、減速ギア列のギア10fの回転でかき上げられたオイルを差動装置9L,9Rの潤滑箇所に供給する第1の潤滑油路191と、第3回転要素9bの回転でかき上げられたオイルを前記潤滑箇所に供給する第2の潤滑油路192とを設ける。発進時は第1の潤滑油路191を介してオイルが供給されて差動装置が潤滑され、発進後は第3回転要素9bの制動解除により第2の潤滑油路192を介してオイルが供給されて差動装置が潤滑される。
請求項(抜粋):
前輪と後輪との一方をエンジンで駆動される駆動輪、他方を従動輪とする車両に搭載する発進アシスト装置であって、電動モータと、第1と第2と第3の回転要素を有する差動装置とを備え、差動装置の第1回転要素に電動モータを減速ギア列を介して連結すると共に、差動装置の第2回転要素に従動輪を連結し、差動装置の第3回転要素を制動するブレーキ手段を設けて、車両の発進時にブレーキ手段を作動させることにより電動モータの出力トルクを減速ギア列と差動装置とを介して従動輪に伝達するものにおいて、減速ギア列及び差動装置を収納するギアケースに、減速ギア列のギアの回転でかき上げられたオイルを差動装置の潤滑箇所に供給する第1の潤滑油路と、差動装置の第3回転要素の回転でかき上げられたオイルを差動装置の潤滑箇所に供給する第2の潤滑油路とを形成する、ことを特徴とする車両の発進アシスト装置。
IPC (3件):
B60K 17/356 ,  B60K 17/12 ,  B60L 11/14
FI (3件):
B60K 17/356 ,  B60K 17/12 ,  B60L 11/14

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