特許
J-GLOBAL ID:200903029430068516
セパレート形ヒートポンプおよびその制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-099544
公開番号(公開出願番号):特開平7-305914
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機を停止させることなく、安定した状態を維持しつつ冷房単独運転,冷暖房同等熱回収運転、或は暖房単独運転間の切換えを可能としたセパレート形ヒートポンプおよびその制御方法を提供する。【構成】 冷房単独運転、冷暖房同等熱回収運転、および暖房単独運転への切換え時、暖房単独運転切換え信号を受けて、容量調節装置31を作動させて、圧縮機11の吐出量を零にし、凝縮器16の内外に暖房用の水を流し始め、第一三方切換弁13を作動させて圧縮機11の吐出側を凝縮器16に通じさせるとともに、バイパス用膨張弁3の開度を、両圧力発振器5,6による検出圧力の差が大きい程、大きくさせる冷暖房同等熱回収運転用冷媒流路を形成するステップを含んだ制御方法。
請求項(抜粋):
容量調節装置を備えた圧縮機,第一三方切換弁,空気熱交換器,液落とし用第一開閉弁,逆止弁,凝縮器,第一膨張弁,蒸発器,第二三方切換弁、および液分離器を、少なくとも含む閉じた冷房単独運転用冷媒流路と、少なくとも上記圧縮機,上記第一三方切換弁,上記凝縮器,上記第一膨張弁,上記蒸発器,上記第二三方切換弁、上記液分離器を含む閉じた冷媒流路、および上記第一開閉弁と上記逆止弁との間の冷媒流路から分岐して、少なくともバイパス用膨張弁を経て上記第一膨張弁と上記蒸発器との間の冷媒流路に合流するバイパス流路からなる冷暖房同等熱回収運転用冷媒流路と、少なくとも上記圧縮機,上記第一三方切換弁,上記凝縮器,第二膨張弁,上記空気熱交換器,上記第二三方切換弁、および上記液分離器を含む閉じた暖房単独運転用冷媒流路とに切換え可能に形成したセパレート形ヒートポンプの制御方法において、上記冷房単独運転用冷媒流路を形成するステップと、暖房単独運転切換え信号を受けて、上記圧縮機の吐出量を零にし、上記凝縮器の内外に暖房用の水を流し始め、上記第一三方切換弁を作動させて上記圧縮機の吐出側を上記凝縮器に通じさせた上記冷暖房同等熱回収運転用冷媒流路を形成するステップと、上記逆止弁の一次側の圧力が上記圧縮機の吸込圧力に等しくなると、上記第一膨張弁,バイパス用膨張弁を閉状態にし、上記第二三方切換弁を作動させて上記空気熱交換器からこの第二三方切換弁に至る流路を上記液分離器に通じさせた上記暖房単独運転用流路を形成するステップとからなることを特徴とするセパレート形ヒートポンプの制御方法。
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