特許
J-GLOBAL ID:200903029432134605

エアスライダー付き搬送装置及びその操作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062935
公開番号(公開出願番号):特開平10-258916
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】従来のエアスライダー付き搬送装置では、床面に隆起部があると、その隆起部をエアスライダーが乗り越えることができず、さらに無理に隆起部を乗り越えさせようとすると、エアスライダーの膜材が損傷する。【課題】【解決手段】 搬送基台1の下面に複数個のエアスライダー2A〜2Fを配置し、各エアスライダー内に供給されるエア圧を個別に調整し得る各圧力調整弁5A〜5Fと、各エアスライダーに対応する位置において床面F上の隆起部Faを検出する各検出器7A〜7Fと、各検出器からの信号に基いて当該検出器が対応するエアスライダーの圧力調整弁を個別に制御し得るコントローラ10とを備え、エアスライダーが隆起部上に差しかかったときに、コントローラにより当該隆起部に対応する圧力調整弁をエア絞り方向に制御するようにすることで、当該エアスライダーを縮小させた状態で隆起部上を通過させ得るようにした。
請求項(抜粋):
搬送基台(1)の下面に、噴出エア(A)によって搬送基台(1)を床面(F)から浮揚せしめ得る複数個のエアスライダー(2A〜2F)を該搬送基台(1)の前後方向に間隔をもって配置し、さらに前記各エアスライダー(2A〜2F)として該エアスライダー内に供給されるエア圧の増減によって上下に伸縮するダイヤフラム式のものを使用したエアスライダー付き搬送装置であって、前記各エアスライダー(2A〜2F)内に供給されるエア圧をそれぞれ個別に調整し得る各圧力調整弁(5A〜5F)と、前後方向に配置した前記各エアスライダー(2A〜2F)に対応する位置においてそれぞれ前記床面(F)上の隆起部(Fa)を検出する各検出器(7A〜7F、8A〜8F)と、該各検出器(7A〜7F、8A〜8F)からの信号に基いて当該検出器が対応するエアスライダーの圧力調整弁(5A〜5F)をそれぞれ個別に制御し得るコントローラ(10)とを備え、搬送基台(1)の移動途中において、前記各エアスライダー(2A〜2F)のうちの何れかが前記隆起部(Fa)上に差しかかったときに、その隆起部(Fa)を検出した前記検出器(7A〜7F、8A〜8F)からの信号を受けて、前記コントローラ(10)により、当該隆起部(Fa)に対応するエアスライダー(2A〜2F)の圧力調整弁(5A〜5F)をエア絞り方向に制御するように構成した、ことを特徴とするエアスライダー付き搬送装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-153318
  • 特開昭61-229680

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