特許
J-GLOBAL ID:200903029433444705

積層型蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-254495
公開番号(公開出願番号):特開2001-082883
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 積層型蒸発器において、隣り合うチューブ間距離の寸法誤差の低減と、タンク部の冷媒流路の圧力損失低減とを両立させる。【解決手段】 隣接するタンク部42〜45のうち、一方の挿入側タンク部42、43の頂部および他方の被挿入側タンク部44、45の内面には、タンク内方へ直角に突出する当接部42a〜45aが一体に成形され、挿入側タンク部42、43を被挿入側タンク部44、45に挿入することにより挿入側当接部42a、43aは被挿入側当接部44a、45aに当接する。これにより、チューブ間距離Hの寸法誤差に影響を与えるのは両当接部42a〜45aのうちタンク軸方向の寸法精度のみであるため、前記寸法誤差を低減できる。
請求項(抜粋):
金属薄板(4、4)を接合して構成されるチューブ(2)を有し、前記チューブ(2)には、前記金属薄板(4、4)の長手方向の端部から外方へ筒状に突出するように成形され、冷媒の分配、集合を行うタンク部(42〜45)と、このタンク部(42〜45)からの冷媒が流れる冷媒流路(2a、2b)とを形成し、前記チューブ(2)は多数積層され、前記チューブ(2)の積層方向に隣接する前記タンク部(42〜45)は互いに連通され、積層された前記チューブ(2)の相互間には空気と冷媒との熱交換をするフィン(7)が配置される積層型蒸発器において、前記チューブ(2)の積層方向に隣接する前記タンク部(42〜45)のうち、一方の挿入側タンク部(42、43)の頂部には、タンク内方へ、前記チューブ(2)の積層方向に対して直角に突出する挿入側当接部(42a、43a)が一体に成形され、前記チューブ(2)の積層方向に隣接する前記タンク部(42〜45)のうち、他方の被挿入側タンク部(44、45)の内面には、タンク内方へ、前記チューブ(2)の積層方向に対して直角に突出する被挿入側当接部(44a、45a)が一体に成形され、前記挿入側タンク部(42、43)を前記被挿入側タンク部(44、45)に挿入することにより、前記挿入側当接部(42a、43a)は前記被挿入側当接部(44a、45a)に当接することを特徴とする積層型蒸発器。
IPC (2件):
F28D 1/03 ,  F28F 3/00 311
FI (2件):
F28D 1/03 ,  F28F 3/00 311
Fターム (7件):
3L103AA17 ,  3L103BB38 ,  3L103CC18 ,  3L103DD15 ,  3L103DD54 ,  3L103DD55 ,  3L103DD58
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-231189   出願人:三菱重工業株式会社

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