特許
J-GLOBAL ID:200903029436518904

自動変速機の液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-014368
公開番号(公開出願番号):特開平5-280626
出願日: 1986年07月07日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 非走行レンジから走行レンジへセレクトレバーを切換操作した際の摩擦係合要素の係合に伴うショックを軽減する。【構成】 停車中にセレクトレバーがNレンジからDレンジへ切換操作されると、摩擦係合要素への液圧供給開始と同時に液圧制御が開始される。トルクコンバータのタービン回転数NTの変化率ΔNTを求め(ステップ102)、目標とする変化率ΔNTTGTとの偏差ERRN(ステップ103)に基づき、PID制御により比例ソレノイドに与える電流値Iを決定する(ステップ104)。これにより、摩擦係合要素係合時に目標変化率に沿うように液圧が制御される。
請求項(抜粋):
液圧により締結,解放される摩擦係合要素を有する補助変速機構と、この補助変速機構の入力軸とエンジンとの間に介装された流体伝動装置と、を備えてなり、非走行レンジでは上記入力軸と変速機出力軸との間の動力伝達を遮断するように上記摩擦係合要素への液圧供給が制御される自動変速機において、上記摩擦係合要素への液圧供給回路中に設けられ、かつ摩擦係合要素へ供給する作動液圧を制御信号により制御する液圧制御アクチュエータと、運転者による非走行レンジから走行レンジへの切換操作を検出するレンジ切換検出手段と、上記補助変速機構の入力軸の回転数を検出する入力回転数検出手段と、検出した入力軸回転数に基づき、その変化率を求める回転変化率算出手段と、上記レンジ切換検出手段による走行レンジへの切換検出時に、上記回転変化率算出手段により求められた実回転変化率が予め設定された目標回転変化率となるように、上記液圧制御アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の液圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16D 25/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-220247
  • 特開昭60-179555

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