特許
J-GLOBAL ID:200903029438437383

静電式液体吐出ヘッドの駆動方法、静電式インクジェットヘッドの駆動方法、及びインクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-127320
公開番号(公開出願番号):特開2004-330524
出願日: 2003年05月02日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】インクノズルの目詰まり等を、回路構成の複雑化、印字速度の低下を招くことなく防止可能な静電式インクジェットヘッドの駆動方法を提案すること。【解決手段】静電式インクジェットヘッド110の駆動電圧パルス信号V3として、メニスカス振動用駆動電圧パルスPwaとインク吐出用駆動電圧パルスPwbが交互に現れるものを用いる。インク液滴を吐出させるインクノズル115にはインク吐出用駆動電圧パルスPwbを印加し、それ以外のインクノズル115にはメニスカス振動用駆動電圧パルスPwaを印加して、インクメニスカスの微振動を発生させる。これらの駆動電圧パルスが選択的にインクノズル115に印加されるので、インクノズル115に粘度が増加したインクが滞留して目詰まり等が起きることを確実に防止できる。メニスカス振動用駆動電圧パルスPwaの印加時点を適切に設定しておくことにより、インク吐出用駆動電圧パルスPwbの周期を可能な限り小さくできるので、印字速度の低下を招くこともない。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
一定間隔で対向配置されている振動板電極および固定側電極の間に、液体吐出用駆動電圧パルスを印加し、これらの間に発生する静電気力によって前記振動板電極を振動させることにより液体圧力変動を発生させ、当該液体圧力変動を利用して液体吐出ノズルから液滴を吐出させ、 前記液体吐出用駆動電圧パルスを印加しない場合には、液滴を吐出させることなく前記液体吐出ノズルのメニスカスを振動可能なメニスカス振動用駆動電圧パルスを、前記液体吐出用駆動電圧パルスの印加時点の手前あるいは後の時点で、前記振動板電極および前記固定側電極の間に印加することを特徴とする静電式液体吐出ヘッドの駆動方法。
IPC (4件):
B41J2/045 ,  B41J2/01 ,  B41J2/055 ,  B41J2/205
FI (3件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 103X
Fターム (20件):
2C056EA04 ,  2C056EA14 ,  2C056EC36 ,  2C056EC37 ,  2C056EC39 ,  2C056EC42 ,  2C056EC73 ,  2C056ED03 ,  2C056FA02 ,  2C056FA10 ,  2C057AF72 ,  2C057AG42 ,  2C057AM17 ,  2C057AM31 ,  2C057AN01 ,  2C057AR07 ,  2C057AR08 ,  2C057BA03 ,  2C057BA15 ,  2C057CA04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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