特許
J-GLOBAL ID:200903029457701830

油圧駆動式作業車両の走行装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-348597
公開番号(公開出願番号):特開平11-173411
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 エンジンにより駆動される油圧ポンプと、油圧モータにより駆動輪を駆動して走行する油圧駆動式車両に作業機を装着した油圧駆動式作業車両を、高速走行する時には作業機用油圧ポンプからの吐出油を作業機駆動用油圧回路から走行用ポンプの吐出回路に合流させる油圧回路で、作業車両の降坂走行時などに発生が予想されるオーバーランの現象を防止できる、簡素な構成の油圧駆動式作業車両の走行装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】 作業機用油圧ポンプ3からの吐出油の応援を受けて車両の高速走行を選択するHi-Loスイッチ19と、Hi-Loスイッチ19からの高速走行指令を受け、第1切換バルブ10に切換信号を出力する第2切換バルブ17と、走行用油圧ポンプ2の吐出回路2aの圧力が所定圧力より低下した時に第1切換バルブ10の切換を復帰させるパイロットピストン13とを有する油圧駆動式作業車両の走行装置。
請求項(抜粋):
エンジン(1) の動力により駆動され車両を走行する走行用油圧ポンプ(2) と、エンジン(1) の動力により駆動され車両に付設されたバケット等の作業機を駆動する作業機用油圧ポンプ(3) と、作業機用油圧ポンプ(3) からの吐出油を、走行用油圧ポンプ(2) の吐出回路(2a)あるいは作業機回路(11)のいづれか、または両回路に分配する第1切換バルブ(10)と、走行用油圧ポンプ(2)、あるいは、走行用油圧ポンプ(2) と作業機用油圧ポンプ(3) からの吐出油を受けて車両を所定の速度で走行する油圧モータ(8) とを有する油圧駆動式作業車両の走行装置において、作業機用油圧ポンプ(3) からの吐出油の応援を受けて車両の高速走行を選択するHi-Loスイッチ(19)と、Hi-Loスイッチ(19)からの高速走行指令を受け、第1切換バルブ(10)に切換信号を出力する第2切換バルブ(17)と、走行用油圧ポンプ(2) の吐出回路(2a)の圧力が所定圧力より低下した時に第1切換バルブ(10)の切換を復帰させるパイロットピストン(13)とを有することを特徴とする油圧駆動式作業車両の走行装置。

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